価格の安さが魅力のLCC、エアアジア。ハワイやモルディブ、タイやマレーシアなど多数の都市に格安で行くことができます。
なかでもハワイ便は利用される方も多いのではないでしょうか。
こちらの記事では、エアアジアの手荷物に関するサイズや個数、重量などの制限をまとめています。
ハワイ便の受託手荷物(預け荷物)は、他の都市へ行く場合と制限が異なるのでご注意ください。
機内持ち込み手荷物のサイズと個数
エアアジアの機内持ち込み手荷物は最大2個、合計重量7kgまでです。
キャビンバッグ1個と、身の回り品1個を持ち込むことができます。
キャビンバッグ
・各辺の長さが56cm(高さ)×36cm(長さ)×23cm(奥行)以内のもの
・座席上の収納棚に収納できるものに限る
身の回り品
・PCバッグ、ハンドバッグ、小さなバッグのいずれか
・各辺の長さが40cm(高さ)×30cm(長さ)×10cm(奥行)以内のもの
・前の座席の下に収納できるものに限る
ストラップでまとめられたリ、包まれたり、結ばれた複数のアイテムは、お持ち込み手荷物1個としてはカウントされません(公式サイトより)。
機内持ち込みの制限を超える荷物は、カウンターで受託手荷物として預けることになります。
また、2歳未満の幼児には機内持込み手荷物の割り当てがありません。2歳以上は上記と同じ手荷物の割り当てがあります。
ベビーカーは受託手荷物として無料で預かってもらえます。折りたためるベビーカーは、機内持ち込み手荷物の制限内であれば機内に持ち込むことも可能です。
ベビーカーは希望すれば搭乗口まで使用し、搭乗口で預かってもらえます。保安検査後も出発までベビーカーを使用できると助かりますね。
受託手荷物(預け荷物)のサイズと個数
重さ・サイズ・個数の制限
オンラインで事前予約できる受託手荷物(預け荷物)の重量は以下の通りです。
国際線 | 20kg、25kg、30kg、40kg |
国内線 | 15kg、20kg、25kg、30kg、40kg |
1個あたりのサイズは、最大81cm (高さ)× 119cm (幅)× 119 cm (奥行き)もしくは3辺の和が319cm以内。1個あたりの重さは32kg を超えないものとします。
合計重量が予約した重さ以内であれば個数の制限はなく、いくつでも預けられます(ハワイ便除く)。
同じ予約番号の同行者で一緒にカウンターへ行った場合は、荷物をまとめることも可能です。
ハワイ便は注意!制限が異なります
ハワイ便は制限が異なるので注意が必要です。
オンラインで事前予約できる受託手荷物(預け荷物)の重量は1個あたり20kgまで。
1個あたりのサイズは、81cm (高さ)× 119cm (幅)× 119 cm (奥行き)もしくは3辺の和が319cm以内です(サイズ制限は他路線と同じ)。
預けられる個数は1個(20kgまで)、または2個(各20kgまで)です。
1個(20kg)分を予約した場合、例えば10kgの荷物を2個預けることは認められません。わたしも混乱しましたが、荷物が2個ある場合は、合計20kgに満たない場合でも2個(各20kg)分を予約する必要があります。
受託手荷物の超過料金
受託手荷物を事前予約していて、チェックイン時に重量オーバーとなった場合は超過料金がかかります。
出発地と到着地に応じた超過料金の一例は以下の通りです。
出発地 | 到着地 | 超過料金 | |
大阪 関西 |
ホノルル | 1個(20kg) | 18,600円 |
台北 | 1kgあたり | 2,200円 | |
バンコク | 1kgあたり | 2,200円 | |
名古屋 中部 |
台北 | 1kgあたり | 2,200円 |
バンコク | 1kgあたり | 2,200円 |
ホノルル着ハワイ便の超過料金は恐ろしいことになっていますね。
超過料金は空港により異なるのでご注意ください。エアアジアの公式サイトでは、出発地と到着地に応じた料金の検索ができます。
できれば超過料金の支払いは避けたいもの。ラゲッジチェッカーがあると事前に重量を確認できるので安心です。コンパクトで軽いので、スーツケースにひとつ入れておくと重宝しますよ。
受託手荷物(預け荷物)は事前予約がおすすめ
受託手荷物の料金設定は、購入する時期によって3段階に分かれます。
- チケット予約時の購入
- 最初の予約後の購入
- 空港カウンターで購入
料金は1がいちばん安く、2、3と高くなっていきます。
一例ですが「関空→ホノルル(片道)」の購入時期による受託手荷物料金は、以下のように設定されています(2018年12月現在)。
チケット予約時 | 1個(20kg) | 3,500円 |
2個(各20kg) | 6,300円 | |
最初の予約後 | 1個(20kg) | 4,000円 |
2個(各20kg) | 7,600円 | |
空港カウンター | 1個(20kg) | 12,300円 |
空港カウンターで購入すると12,300円!なんとか事前予約をしておきたいですね。
受託手荷物を増やす場合は、オンライン、ライブチャット、コールセンターで出発予定時刻の4時間前まで事前予約が可能です。
ハワイ便はくれぐれも個数にご注意ください。10kgの荷物が2個で合計20kgの場合でも、2個分の購入が必要です。
他路線の価格はエアアジアの公式サイトで検索できます。
まとめ
エアアジアの荷物に関する制限をご紹介しました。
とくにハワイ便の受託手荷物は、重量だけでなく個数によっても料金が変わるので注意が必要です。
エアアジアのチケットを予約するときは受託手荷物も一緒に購入!
受託手荷物はチケット予約時に購入するといちばん価格をおさえられます。チケット予約の際は、行きと帰りの荷物の重量と個数をあらかじめ考えておくとスムーズですね。
4歳と1歳がいる4人家族のわが家がハワイへ行ったときは、行き帰りとも20kgを2個予約しました。どこへ行くときでも、20kg×2個を予約しておけば足りています。
▼エアアジアの搭乗記はこちらの記事でご紹介しています
【エアアジア】関空〜ハワイ便 1歳と4歳の子連れ搭乗記|おすすめの座席と機内食