そろそろ子どもとUSJに行ってみたいけれど、何歳頃から楽しめるんだろうとお悩みではないでしょうか。
せっかくのUSJ、子どもにもたっぷり楽しんでほしいですよね。
わが家は上の子が3歳のときに初めてUSJに連れて行きました。当時下の子は0歳。
それから半年に1度ほど訪れていますが、3〜4歳頃になると楽しめるアトラクションがずいぶん増えてきます。
こちらの記事では、わが家の体験にもとづくおすすめのアトラクションと年齢による子どもの反応をご紹介します。
子どもが何歳になったら連れて行こうかとお悩みの方、子どもが楽しめるアトラクションを知りたい方の参考になりましたら幸いです。
USJを楽しめるのは3〜4歳頃から
子どもが何歳になったらUSJに連れて行こうか悩みますよね。
わが家の体験から、子ども本人がUSJを楽しめるのは3〜4歳頃からだと思っています。
何歳で連れて行くかは、チケットが有料になる年齢や、アトラクションの身長制限がひとつの目安になります。
チケットは4歳から有料
ユニバーサルスタジオジャパンのチケット料金は4歳から有料になります。
1日中パークで遊べる「1デイ・スタジオ・パス」の料金はこちら(記事執筆時)。
大人(12歳以上) | 8,400円〜(税込) |
子ども(4〜11歳) | 5,400円〜(税込) |
シニア(65歳以上) | 7,600円〜(税込) |
入場日によって料金が変わりますので、行かれる際は公式サイトをご確認ください。
12歳でも小学生は子ども料金になります。
3歳以下は無料ということもあり、わが家は上の子が3歳のときに初めて連れて行き、4歳になる直前にも行きました。
チケット料金が有料になる前はひとつの狙い目です。
何歳から乗れるかは、身長と性格しだい
USJではアトラクションごとに身長制限が設けられています。
最初の身長制限は92cm。3歳頃になるとクリアできるお子さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
アトラクション入口にある身長計に乗り、クリアするとキャストの方が目印のバンドをつけてくれます。
身長制限をクリアすると楽しめるアトラクションはこちら。
92cm以上 | ミニオン・ハチャメチャ・アイス |
フライト・オブ・ザ・ヒッポグリフ | |
フライング・スヌーピー | |
エルモのゴーゴー・スケートボード | |
モッピーのバルーン・トリップ | |
エルモのバブル・バブル | |
102cm以上 | スパイダーマン・ザ・ライド |
ミニオン・ハチャメチャ・ライド | |
107cm以上 | ジュラシック・パーク・ザ・ライド |
122cm以上 | XRライド |
ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー | |
132cm以上 | ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド |
ザ・フライング・ダイナソー |
身長が92cm以上になると楽しめるアトラクションがずいぶん増えますね。
文字だけではどんなアトラクションか分かりにくいと思いますので、体験したアトラクションについては後ほど詳しくご紹介します。
ただ身長制限をクリアできてもアトラクションを怖がってしまう場合もあり、何歳から乗れるかは性格による部分も大きいです。
わが家の子どもはどちらかというと怖がり。
身長制限はクリアしていても乗りたがらないということもよくありました。
おすすめアトラクションと子供の反応
それでは年齢によるおすすめのアトラクションと、体験した子どもの反応をご紹介します。
わが家の子どもはどちらかというと慎重でこわがりなので、あくまでも参考程度にご覧いただけますと幸いです。
時期によって休止中のアトラクションもあります。行かれる際は公式サイトをご確認ください。
0〜3歳でもOKのアトラクション
まずは0〜3歳におすすめのアトラクションから。
0〜3歳というと上の子に付き合って、という場合もあるかと思います。
身長制限のないアトラクションやショーなら、家族全員で楽しめるのが魅力です。
ビッグバードのビッグトップサーカス|身長制限なし
いわゆるメリーゴーランドです。
- 上下に動く動物
- 上下には動かず固定された動物
- またがらずに座る椅子
乗る場所は3種類から選ぶことができ、年齢に合わせて楽しめます。
子どもだけ動物にまたがり大人が横でささえることもできるので、1歳半くらいのお子さんが楽しんでいるようすも見かけました。
抱っこ紐で乗ることはできず、ひとりで座れることが条件になります。
【子どもの反応】
- 0歳3ヶ月:寝ていたので上の子が乗っているあいだベビーカーで待機
- 2歳:またがるタイプはこわがり、椅子に座って楽しみました
- 3歳〜:上下に動く動物に乗って楽しんでいます
ハローキティのカップケーキ・ドリーム|身長制限なし
こちらはくるくる回るティーカップ。
中央のハンドルの回し具合によって回転の強さを調整できます。
ハンドルを回さなければ遠心力がかかることもなく、ゆったり楽しめます。
抱っこ紐で乗ることはできないので、ひとりで座れることが条件になります。
【子どもの反応】
- 2歳:なんとなくこわがって乗らず
- 3歳〜:楽しんでいます
ハローキティのリボン・コレクション|身長制限なし
乗り物ではなく歩いてまわるタイプです。
キラキラした靴やバッグなどの展示を見ながら進み、さいごは憧れのキティちゃんに会うことができます。
途中にあるすべり台でも遊べますよ。
大きな音や光が出ることもなく、小さな子どもでも安心です。
USJへ行くとほぼ毎回訪れるお決まりコースになっています。
【子どもの反応】
- 0歳3ヶ月:上の子の付き添いで終始抱っこ紐の中
- 2歳〜:とても楽しんでいます
プレイング・ウィズおさるのジョージ|身長制限なし
室内のベンチに座って観賞します。
たまに少し大きめの効果音が出るため、赤ちゃんはびっくりするかもしれません。
ですが全体を通してこわい雰囲気はないので、こわがりのわが子もおさるのジョージの世界を存分に楽しんでいます。
室内で楽しめるショーは暑さや寒さをしのげるので、子連れでつかれたときのエネルギーチャージにもってこいです。
【子どもの反応】
- 3歳:楽しめました
- 7歳:楽しめました
シング・オン・ツアー|身長制限なし
こちらも室内の椅子に座って観賞します。
たまに大きめの効果音が出るため、赤ちゃんはびっくりするかもしれません。
わが子は映画『SING/シング』になじみがないためか、2度目はあまり行きたがらず「おさるのジョージ」を好んで見たがります。
【子どもの反応】
- 3歳:大きな音にすこしびっくりしたようす
- 6歳:嫌がりはしないものの反応は薄め
スヌーピー・サウンド・ステージ・アドベンチャー|身長制限なし
ユニバーサル・ワンダーランドエリアには、スヌーピーたちの映画スタジオをモデルにしたプレイランドがあります。
屋内なので雨の日でも大丈夫。
歩き疲れたときの気分転換にもぴったりです。
USJへ行くといちどは必ず訪れています。
【子どもの反応】
- 0歳3ヶ月:ベビーカーで待機
- 2歳〜:楽しんでいます
3〜4歳頃から楽しめるアトラクション
つづいて3〜4歳頃からおすすめのアトラクションです。
身長が92cm以上になると、乗れるアトラクションがずいぶん増えてきます。
フライング・スヌーピー|身長92cm以上
スヌーピーに乗り込んでクルクルと空中散歩。
3歳の頃から、7歳になった現在でも好きで乗っています。
座席にあるレバーを操作するとスヌーピーを上下に動かせます。
ディズニーランドにある「空飛ぶダンボ」は上下させるボタンに手が届かなかったのですが、こちらは子どもが自分で操作できるのでいつも楽しんでいます。
【子どもの反応】
- 上の子3歳〜:楽しんで乗っています
- 下の子3歳:警戒して乗らず
- 下の子4歳〜:楽しんで乗っています
エルモのリトル・ドライブ|3歳〜5歳
こちらも大好き。エルモのゴーカートです。
身長制限はなく、3歳から5歳の子どもが利用できます。
3歳だと運転もおぼつかないですが、クルーの方がうまく誘導してくださるのでなんとかなります。
4〜5歳頃には、縁石にぶつからず運転できるようになりました。
【子どもの反応】
- 3歳:運転はうまくできないものの、楽しかったようす
- 4歳〜:大好きで必ず訪れます
エルモのバルーン・トリップ|身長92cm以上
空中でまわるのティーカップのような感じです。
ハンドルを回すとかごがくるくるとまわり、景色を楽しめます。
それなりに高さがあるためか、3歳の頃はこわがって乗りませんでした。
【わが子の反応】
- 3歳:こわがって乗らず
- 4歳:初チャレンジして楽しめました
- 6歳〜:楽しく乗っています
エルモのバブル・バブル|身長92cm以上
2人乗りのボートに乗って水の上をすすみます。
ゆったりとしたスピードで、こわがることなく楽しめました。
屋内なので雨の日や寒い日なんかにもいいですね。
【子どもの反応】
- 3歳:楽しめました
エルモのゴーゴー・スケートボード|身長92cm以上
エルモと一緒に斜面をすべります。
縦にゆらゆら動くだけでなく、回転も加わるためスリル満点。
予想以上に動きが激しく、大人も楽しめます。
わが子は6歳でやっとという感じでしたが、お子さんによっては4歳頃から乗れそうです。
中央付近は動きがおだやかで、端へいくほど動きが激しくなります。
【わが子の反応】
- 4歳:動きをこわがって乗らず
- 6歳:初チャレンジで楽しかったようす
- 7歳:楽しんで乗っています
ミニオン・ハチャメチャ・アイス|身長92cm以上
4人乗りのカートに乗り込み、自動運転で縦横無尽にかけまわります。
ミニオンにミストをかけられるお楽しみも。
ディズニーランドでいうと「プーさんのハニーハント」のような感じですが、もう少し動きが激しいです。
急回転もあるので、人によっては酔うこともありそうです。
【わが子の反応】
- 4〜5歳:ミニオンのハチャメチャ感を警戒して乗らず
- 6歳〜:楽しんで乗っています
セサミストリート 4-D ムービーマジック|身長制限なし
座席に座って4Dの世界を楽しみます。
身長制限はありませんが、座席がガタッと動いたり、急に空気がかかったりするため子どもはびっくりすることも。
ある程度大きくなってからがおすすめです。
2021年1月現在はアトラクションが休止されています。最新情報は公式サイトをご確認ください。
▼わが子の反応
- 3歳:ずっと涙目
- 6歳:途中、雰囲気の変わるところだけこわがりました
ユニバーサル・モンスター・ライブ・ロックンロール・ショー|身長制限なし
モンスターたちがステージで歌や踊りをくりひろげます。
歌あり、笑いあり、USJで好きなショーのひとつです。
夜の墓場という設定上、序盤の暗くなるシーンは少しこわがりました。
▼わが子の反応
- 2歳:暗いシーンですこし泣き、歌のシーンでなんとか持ち直す
- 5歳:暗いシーンはこわがったものの、歌や踊りは楽しめました
6歳頃から楽しめるアトラクション
XRライド|身長122cm以上
2人乗りのライドに乗り込み、VRゴーグルをつけて進みます。
スペース・ファンタジー・ザ・ライドのアトラクションを利用しているため、急加速や激しい横揺れも。
時期により内容は変わりますが、「STAND BY ME ドラえもん2」のときに訪れました。
ゴーグルをつけると、上下左右どこを見てもドラえもんの世界。
7歳で本格的なジェットコースターに乗ったことがなかったため心配しましたが、予想に反して楽しんでいました。
内容がドラえもんということも大きかったようです。以前あった「進撃の巨人」だったら乗っていなかったと思います。
なお「スペース・ファンタジー・ザ・ライド」の期間は身長制限が102cm以上となります。
【子どもの反応】
- 7歳:もういちど乗りたがるほど楽しめました
セサミのビッグ・ドライブ|6歳〜12歳
6歳から12歳が利用できるゴーカートです。
3歳から5歳はさきほどご紹介した「エルモのリトル・ドライブ」。6歳からはコースも広くなってより本格的な運転を楽しめます。
2021年1月現在はアトラクションが休止されています。最新情報は公式サイトをご確認ください。
【子どもの反応】
- 6歳:大好きで楽しんでいます
ウォーターワールド|身長制限なし
水上でスリル満点のアクションがくりひろげられます。
大きな効果音や炎の演出もあり大満足な反面、子どもにはちょっとこわい部分も。
その子しだいですが、6歳頃からがおすすめかなと感じました。
▼子どもの反応
- 4歳:水中にダイブするシーンで、本当に人が落ちたと思い泣きました
- 7歳:初めて見る演出に圧倒されながらも楽しめたようです
ジョーズ|身長制限なし
映画『ジョーズ』を舞台にした港町をボートでめぐります。
身長制限はなく、ひとりで座れることが利用の条件です。抱っこ紐での乗船はできません。
それならばと思い3歳のときにチャレンジしましたが、内容が内容だけにこわかったようす。
「サメが出てくる船には乗らない!」と、7歳になってからも乗っていません。
6歳頃から楽しめるカテゴリーに含めたものの、わが子が楽しめる日はまだ遠そうです。
子連れで楽しむコツ
さいごに子連れでユニバーサルスタジオジャパンを楽しむコツをご紹介します。
せっかくのUSJ。大人も子どもも思い切り楽しみましょう。
よやくのりを利用しよう
子ども連れで長時間並ぶのはなかなかむずかしいもの。
そんなときは「よやくのり」を利用しましょう。
「よやくのり」とはアトラクションに乗る時間を予約できるシステムのこと。予約した時間に行くと列に並ぶことなくアトラクションを楽しめます。
「よやくのり」を利用できるアトラクションはこちら(記事執筆時)。
- フライング・スヌーピー
- エルモのゴーゴー・スケートボード
- モッピーのバルーン・トリップ
- エルモのバブル・バブル
よやくのりチケット発券所で予約するほか、USJ公式アプリから予約することもできます。
子ども連れにはとてもうれしいシステムです。
チャイルドスイッチで大人も楽しむ
せっかくUSJに来たのなら、絶叫系のアトラクションも楽しみたいですよね。
「チャイルドスイッチ」を使えば、いちど列に並ぶだけで大人が交代でアトラクションを楽しむことができます。
交代で子どもを見ながら「ザ・フライング・ダイナソー」に乗ることもできちゃいますよ。
クルーの方に声をかけると、待合場所など案内していただけます。
アトラクションだけがUSJじゃない
USJといえば、いかに効率的にアトラクションをまわるかということに意識が向きがちではないでしょうか。
わたしもそうでしたが、子ども連れで訪れるようになってからアトラクション意外にも遊べる場所があることに気付きました。
ユニバーサル・ワンダーランドにはすべり台などのプレイランドがたくさんあります。
アトラクションのように長時間列に並ばなくても利用できるのがいいところ。
上写真「アーニーのラバーダッキーレース」では、アヒルのおもちゃを水に流して遊べます。
単純なようですがアヒルが流れるようすがおもしろく、見ていて飽きないです。
また、わが子の楽しみはシール集め。
クルーの方に声をかけるとシールをもらえるんです。
ハロウィンやクリスマスなど、時期によってシールの種類がかわるのも楽しみのひとつ。
キャラクターが登場したときにまかれる紙吹雪が散らばった場所も、子どもにとっては格好の遊び場。
イラストの入った紙吹雪を見つけてはよろこんでいます。
ぜひいろんな楽しみ方を見つけてくださいね。
まとめ
ユニバーサルスタジオジャパンは何歳から楽しめるのか、各アトラクションを体験した子どもの反応を合わせてご紹介しました。
子ども自身が主体となって楽しめるのは、3〜4歳頃からだと感じています。
- チケットは4歳から有料
- 最初の身長制限は92cm以上
これらもひとつの目安になりますね。
子どものご機嫌やお昼寝の都合など、子連れのUSJは予定通りにいかないもの。
ぜひゆったりとしたスケジュールで楽しんでくださいね。
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