世界最大級の観覧車、シンガポールフライヤー。今回初めて訪れたシンガポールで子供と一緒に乗ってきました。
全面ガラス張りのゴンドラから360度見渡せるシンガポールの景色は最高。有名な観光地も上から一望できちゃいます。
ガイドブックで見ていた場所や建物があそこに!ここにも!いっきに観光できた気分にもなれておすすめです。
シンガポール航空またはシルクエアーの利用者限定、おトクな割引情報もあわせてご紹介します。
シンガポールフライヤーの魅力
シンガポールフライヤーは世界最大級の観覧車です。ラスベガスのハイ・ローラーに続いて高さは世界第2位。最高地点は約165mの高さです。
ゴンドラは全部で28個、それぞれ定員は28人です。この28という数字には、風水的に「繁栄」の意味が込められています。なんだか縁起が良さそうですね。
設計は建築家の黒川紀章氏と日本のデザインチームが手がけ、三菱重工によって建設されました。
全面ガラス張りのゴンドラからは、360度シンガポールの景色が見渡せます。天気がよければセントーサ島やインドネシアの島々を眺めることも可能。
夜にはマリーナベイの美しい夜景を見ることができます。
約30分かけて1周する空の旅、壮大な景色が待っていますよ。
場所とアクセス
[map addr=”30 Raffles Avenue, Singapore 039803″ height=”280px”]
- 場所|30 Raffles Avenue, Singapore 039803
- アクセス|MRTプロムナード駅から徒歩約7分
- 営業時間|8:30〜22:30(最終乗車22:00)
シンガポールフライヤーは、観光で有名なベイエリアにあります。
MRTプロムナード駅のA出口から徒歩7分ほど。朝早くから営業しているので帰国日の朝に寄ることもできますね。
同じ建物にあるギフトショップでは、記念品や小物などのお土産品を買うことができます。
レストランやフードコートもあり食事にもこと欠きません。
料金と割引情報
利用料金
大人料金 | SGD33 |
子供料金(3〜12歳) | SGD21 |
チケットカウンターは1階。営業時間は8時から22時です。
写真に記載されているシニア料金は、シンガポール国籍またはシンガポール永住者のみ適応されるのでご注意ください。
シンガポール航空利用でおトクな割引特典
少し値段が高い印象のあるシンガポールフライヤーですが、シンガポール航空またはシルクエアーを利用した場合は10%の割引を受けられます。
割引方法は簡単。チケット購入時にカウンターで航空券の控えを見せるだけです。すぐに割引してもらえました。
そういえばシンガポール航空で行くんだった!広島からシルクエアーに乗る!という方は、航空券の控えを忘れずに持って行きましょう。訪れた日から1ヶ月以内の航空券が有効です。
▼特典は変更されている場合があります。事前に公式サイトをご確認いただくと安心です。
子どもと一緒に乗ってみた
それでは行きましょう!
シンガポールフライヤーまでは宿泊していたホテルから地下鉄で行きました。子どもとゆっくり歩いたので10分ちょっとかかったでしょうか。
駅を出たときかその姿が見えているので、道に迷うことはありません。
シンガポールはタクシー料金が安いので、子ども連れの場合はとくにタクシーで行くのもおすすめです。
1階でチケットを購入したら、2階の入り口へ。ベビーカーは入り口手前で預かってくれます。
シンガポールフライヤーのミニチュアなどが展示された部屋を通り、乗り場へ進みましょう。
空いていたので待ち時間はほとんどありませんでした。
所要時間は、1周あたり約30分です。乗ってしまうとゴンドラ内にトイレはないので、子供のトイレは済ませておくと安心。建物1階のトイレにはおむつ交換台もあり便利です。
乗ってしばらくするとマリーナベイから続く海を一望できます。
訪れた日はたまたま航空ショーが行われており、ゴンドラの中から観覧できました。
何を隠そう高所恐怖症のわたし、航空ショーのおかげで気が紛れて大助かりです。鳴り響くジェット音がたまりません。
ゴンドラは揺れたりすることなく安定しています。さらに空調完備で快適。2歳と5歳の子どもは全く怖がる様子もなく、ガラス窓に張り付いて楽しんでいました。
特徴的な2つのドーム「クラウドフォレスト」と「フラワードーム」の隣には「ガーデンズ バイ ザ ベイ」が見えていますね。
景色を楽しみながら乗ること約15分、最高地点へ到達です。
あのマリーナベイサンズが目の前に!この高さから見られるのはシンガポールフライヤーならでは。
写真には撮り忘れましたが、「マーライオンパーク」やハスの形をした「アートサイエンスミュージアム」、「ヘリックス橋」、「ラッフルズプレイス」など主要な観光地をぐるっと見渡せます。
シンガポールのビル群はどれも個性的なデザインで、見ていて飽きません。ゴンドラ内は2組だけだったので、自由に動いて景色を堪能できました。
乗り込んで約30分で空の旅は終了です。
ゴンドラから降りたあとは、数メートルほど柵のない歩道を進みます。下にはネットを張ってありますが、小さなお子さまは目を離さないよう注意しましょう。
混雑状況
わたしが訪れたのは、日曜日の朝9時50分頃。待ち時間なくスイスイと乗れました。
28人が乗れるゴンドラに乗り込んだのは2組、合計6人だけです。
再び入り口付近を訪れた10時40分頃には、団体のお客さんでかなりの混雑具合。時間がずれてラッキーでした。
ベビーカーの預け場所
↑入り口横の赤いマットがベビーカー置き場
シンガポールフライヤーでは、2階の入り口までベビーカーに乗って進めます。待ち時間が長いときは助かりますね。
入り口に近づくと、スタッフがベビーカーに番号札を付けて預かってくれます。控えの札を渡されるので、無くさないようにしまっておきましょう。
降りたら入り口の横からスタッフに声を掛け、札を渡しベビーカーを受け取ればOKです。
まとめ
地上165mの高さからシンガポールを一望できるシンガポールフライヤー。
観光の始めに乗ると、有名スポットの位置関係を知ることができて面白いです。
観光の締めくくりに乗ると、「あ、あそこ行ったね!」と訪れた場所を眺めながら振り返ることができるので楽しいですね。
次回は日が沈んだあと、空が幻想的な色になるマジックアワーに乗ってみたいと思いました。
いろんな楽しみ方が出来るシンガポールフライヤー、とてもおすすめです。
▼シンガポールフライヤーまでタクシーで約13分、子連れにおすすめのホテルはこちらです
【シンガポール】マリオット タン プラザ ホテル|オーチャードの子連れにおすすめのホテル
【シンガポール】テオヤンセン展で念願のビーストを鑑賞|アートサイエンスミュージアム