ずっと気になっていたW大阪に家族で宿泊しました。
W大阪は、2021年3月にオープンしたマリオット系列のホテルです。
真っ黒でシンプルな外観とは打って変わって、ホテルの中はネオンがきらめくパリピな空間。
家族連れで大丈夫かなと少し心配していましたが、意外と家族連れの方も多く楽しく滞在できました。
こちらの記事では、W大阪のおしゃれな部屋やおいしい朝食について紹介します。
W大阪が気になる方、テンションが上がるホテルに宿泊したい方、大阪への旅行を検討中の方の参考になりましたら幸いです。
【MEMO 】
- 宿泊時期|2023年3月
- 宿泊人数|大人2名、子ども2名
【ホテルの概要】
- アクセス|地下鉄御堂筋線 心斎橋駅3番出口より徒歩3分
- チェックイン15時/チェックアウト12時
W大阪はこんなホテル
大阪のメインストリート御堂筋に面するW大阪。
真っ黒でシンプルな外観とは打って変わって、中にはネオンきらめく空間が広がっていました。
日本初上陸のWホテル
![W大阪 エントランス](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/04/DSD_1511.jpg)
Wホテルは、マリオットインターナショナルが展開するラグジュアリー・ライフスタイルホテルです。
そんなWホテルが「W大阪」として日本に初上陸しました。
ホテルに1歩入るとまずおどろくのがピンク色にかがやくエントランス空間。
板をくり抜いたようなモチーフが壁一面に並んでいます。
![W大阪 リビングルーム ロビー](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/04/c59aa9fd5d92d4e4af80545d2b1a82e2.jpg)
つづいてフロントがある3階の「Wフロア」へ。
リビングルームと呼ばれるホテルロビーには、多くのネオンやカラフルなソファが並んでいます。
DJブースもありますね。きらきらとした空間にテンションが上がります。
![W大阪 バーカウンター](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/05/1b4db57aabbb44fa468b2b30396ee041.jpg)
ドリンクカウンターの上にある照明は提灯のように見えます。
このように、W大阪には日本をモチーフにした装飾がいろんな場所に散りばめられていました。
W大阪を含む「ライフスタイルホテル」とは、デザイン性の高い空間や宿泊以外の付加価値をもったホテルのこと。
ホテルへの滞在そのものが目的になるような、新しいスタイルのホテルです。
わが家がW大阪に宿泊したのもまさにホテルが目的。
大阪は自宅からも近く宿泊する必要はないんですが、W大阪に泊まってみたかったのがここに訪れたいちばんの理由です。
![W大阪 リビングルーム](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/04/DSD_1498.jpg)
アップテンポなBGMが流れる空間にいるとそれだけで楽しい気分に。
海外旅行ももちろんいいのですが、近場のホテルに滞在して楽しめるのもいいですね。
はじめは大人な空間に子ども連れで大丈夫かと心配しましたが、意外と家族連れの方も多く安心しました。
なおプールは16歳以上に限り利用可能ということで、今回は利用していません。
安藤忠雄氏がデザインを監修
![W大阪 外観](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/05/fda9186c27702c2e043b81540efb474d.jpg)
シンプルな黒い外観が特徴的なW大阪は、建築家の安藤忠雄氏がデザインを監修しています。設計は日建設計です。
ホテルのコンセプトは「大阪商人の遊び心」。シンプルな外観ときらびやかな内観の対比が印象的です。
江戸幕府より贅沢を禁じられていた大阪商人は、外では地味にしながらも内では豪華さを楽しんだのだとか。
![W大阪 ohlala(オーララ)](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/05/G0014610.jpg)
ホテルを遠くから眺めたときのシンプルさと、中に入ったときのきらびやかさ。
そのギャップにも注目しながら楽しんでみてくださいね。
部屋のようすをレビュー
それではW大阪の部屋のようすを紹介します。
宿泊したのは「コージーツインルーム」です。
ベッドルーム
![W大阪 ベッドルーム](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/04/DSD_1478.jpg)
チェックインを済ませてわくわくしながら部屋に入ると、ブラインドが自動でオープン。
窓の外には御堂筋の景色が広がります。都会的でおしゃれな感じがしますね。
![W大阪 ベッドルーム](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_5627.jpg)
部屋は白やブラウンを基調とした色合いのなかで、蛍光ピンクやブラックの差し色がアクセントになっていました。
![W大阪](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_5649.jpg)
こちらは入口横にあるリビングスペースです。
テーブルの上に置かれていたのは、ウェルカムスイーツのたい焼き。大阪だからたい焼きなのでしょうか。おいしかったです。
![W大阪 ミニバー](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/04/DSD_1506.jpg)
窓に面したミニバーは大人な雰囲気。
![W大阪 ミニバー](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/05/DSD_1467.jpg)
いろいろなお酒がそろっていて、カクテルを作ることができます。
![W大阪 ミニバー](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/04/DSD_1479.jpg)
ミネラルウォーターやコーヒーは無料でいただけます。
ミネラルウォーターも、グラスに注いで飲むとよりおいしく感じるのが不思議。
![W大阪 クローゼット](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/04/DSD_1482.jpg)
こちらはクローゼット。
よく見ると壁紙が大阪の街並みになっており、かに道楽やグリコの看板、W大阪が描かれていました。
じっくり見るとおもしろいですね。クッションカバーにも同じイラストが使用されていました。
![アイロン](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/04/c91d1371d9db5679c75038062417f191.jpg)
アイロンとアイロン台も。
ザ・クラシックのアイロンは適度な重みがあって使いやすかったです。レトロな見た目もおしゃれですね。
バスルームとアメニティ
![バスルーム](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/04/DSD_1460.jpg)
バスルームはモノトーンが印象的な空間です。
ゆったりとしたつくりで、バスタブも広くてとっても優雅な気分になれました。
![シャワールーム](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/04/DSD_1465.jpg)
シャワーブースはこんな感じ。
オーバーヘッドシャワーはとてもリラックスできるのであるとうれしくなります。
![バスルーム](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/04/DSD_1476.jpg)
![バスルーム](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/04/DSD_1477.jpg)
バスルームとベッドルームは扉で仕切れるので、家族連れでも使いやすさばっちり。
![W大阪 アメニティ](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/04/DSD_1464.jpg)
アメニティは歯ブラシ、カミソリ、コームなどひと通りそろっています。
歯ブラシやコームは竹製で、環境への配慮が伺えます。
子ども用の歯ブラシも用意されていました。
![バスアメニティ](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/04/DSD_1521.jpg)
![ドライヤー](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/04/DSD_1488.jpg)
シャンプーやコンディショナーはダヴィネスのモモシリーズ。クセがなく使いやすかったです。
サロニアのドライヤーは置いてあるホテルも多く鉄板ですね。髪が早く乾いて快適に使用できました。
![W大阪 バスローブとパジャマ](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_5692.jpg)
パジャマは浴衣タイプのもの。バスローブはブラックでかっこいいです。
どちらも大人サイズのみなので、子どものパジャマは持っていきましょう。
![スリッパ](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/04/DSD_1508.jpg)
スリッパはふかふかなタイプで、子供サイズもありました。
小物がかわいい
![ソファ](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/05/DSD_1470.jpg)
W大阪はオリジナルの小物類がかわいいのも特徴のひとつです。
ニコニコ笑顔のクッションは、その名も「Kawaii Pillow」。日本のカワイイ文化からインスピレーションを受けてデザインされたのだとか。こちらは購入も可能で、ホテルのグッズ売り場や公式サイトで19,800円で販売されています。
表と裏で表情がちがうので確かめてみてくださいね。
同じ絵柄のマグカップ「Kawaii Mug」もあり、こちらは8,800円。
![W大阪 こけし](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/05/DSD_1503.jpg)
ホテルロビーにずらりと並んだ「こけし」は部屋にも飾られています。
こちらも販売されていて、日本のお土産として人気がありそうですね。
W大阪の朝食
つづいてW大阪のおいしい朝食を紹介します。
レストラン「ohlala(オーララ)」でビュッフェ形式の朝食をいただきました。
ohlala (オーララ)の朝食
![ohlala(オーララ)](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/05/4636e7646b059f83a4cd85020d517076.jpg)
朝食はWフロア(3F)にあるレストラン「ohlala(オーララ)」でいただきました。
御堂筋に面して大きな窓があり、丸い照明が印象的な空間です。
窓の外にはフランクミュラーやハリーウィンストンのお店並んでいて、なんだかリッチな気分に浸れました。
![W大阪の朝食](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/04/G0014615.jpg)
ビュッフェ形式ですが、卵料理は最初にテーブルでオーダーをとってくれます。
ホテルといえば、ということでエッグベネディクトを注文。
スモークサーモンとアボガドが添えられておりとてもおいしかったです。これぞホテルの朝食。
![W大阪の朝食](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/04/G0014616.jpg)
![W大阪の朝食](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/04/G0014617.jpg)
子どもはスクランブルエッグとオムレツを。
卵の色が濃くておいしそうですね。
![W大阪の朝食](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/04/G0014614.jpg)
ビュッフェはサラダコーナーのほか、ベーコンやソーセージ、蒸し野菜など各種そろっています。
![W大阪の朝食](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/04/G0014611.jpg)
パンコーナーも種類がたくさん。
![W大阪の朝食](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/04/G0014622.jpg)
洋食だけでなく和食もそろっていますよ。
その場でつくってくれるお寿司が人気のようすでした。
![W大阪のたこ焼き](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/04/G0014627.jpg)
さらに大阪のソウルフード、たこ焼きも。
こころなしか上品な感じがしますが、大阪の味を楽しめるのがいいですね。
メニューと料金
![朝食メニュー](https://kananomi.com/wp-content/uploads/2023/04/G0014608.jpg)
ohlala(オーララ)の朝食メニューはこちら(滞在時)。
- 朝食ビュッフェ ¥4,800
- オムレツ
- スクランブルエッグ
- グリーンスクランブルエッグ
- 2種の卵のフライドエッグ
- ボイルドエッグ
- ポーチドエッグ
- エッグベネディクト
- エクスプレスビュッフェ ¥3,200
わたしは卵料理付きの朝食ビュッフェを注文しました。
マリオット会員なら、12歳以下の子どもは無料で朝食をいただけます。マリオット会員への登録は無料なので、子ども連れで行かれる方は登録がおすすめです。
【営業時間】7:00~10:30(最終入店10:00)
まとめ
きらめく空間が素敵なホテル「W大阪」を紹介しました。
ライフスタイルホテルといわれるだけあり、ホテルへの滞在そのものを目的にしたくなるホテルです。
ネオンがかがやくホテルロビーやおしゃれな部屋は見ごたえたっぷり。
朝ごはんもおいしくて楽しい滞在になりました。