今回の韓国旅行では、初めてエアソウルに搭乗しました。エアソウルは、アシアナ航空が設立した格安航空会社です。
韓国までの旅費は抑えたいけれど、エアソウルってどうなの?という方のために、機内の様子や機内食、エアソウルの評判をご紹介します。
LCCだからといって座席が狭い、サービスが良くないなんてことはなく、関空から仁川までの2時間弱を快適に過ごせました。
・[RS761] 関西空港 10:00 ⇒ 仁川空港 11:55
・[RS764] 仁川空港 13:10 ⇒ 関西空港 15:00
目次クリックで該当の箇所にジャンプします。
格安LCCエアソウルの搭乗記|関空↔︎仁川
関空のチェックイン
まずは関空でチェックインをします。エアソウルは第1ターミナルです。
エアソウルの公式サイトからオンラインチェックインも行いましたが、仁川空港出発便以外の搭乗券は出力できません(2018年12月現在)。関空では通常通りカウンターに並んで搭乗手続きを行います。
朝8時、祝日の関空でもそれほど待つことなく搭乗手続きを終えられました。
保安検査を終えたらいよいよ搭乗です。使用する機体の到着が遅れたため、20分ほど遅れるとアナウンスが。
関空から仁川までは2時間弱のフライトです。
エアソウル機内レビュー
機内へ移りましょう。機体はA321-200です。座席は3席-3席の配列ですね。すっきりとした色合いの機内に、グリーンのカバーが効いています。
今回の旅行は3人で行ったので、窓際から3席を並びで予約しました。座席指定にかかった料金は片道300円です。
座席の間隔は女性が座ってこれくらい。とりわけ広くもなく、かといって狭くもなく、平均的でした。座り心地もまずまずです。
機内の温度は長袖でちょうど良いくらい。
座席前のモニターは付いていません。韓国までは2時間もかからないので、モニターがあっても見る時間は限られてしまいます。
離陸してベルトサインが消えると「入国申告書」と「旅行者携帯品申告書」が配られます。機内持ち込み荷物の中に、ペンを1本入れておくとスムーズですね。
帰りの仁川から関空までは、「MINT ZONE(ミントゾーン)」と呼ばれる通常よりも広い座席に案内していただきました。機体は行きと同じA321-200です。
非常口の前ということで英語必須。英語のできる友人のおかげでクリアです。手荷物を全て上のハッチに収納しなくてはいけないことを除けば、足元が広く快適な座席です。
仁川空港のチェックイン
エアソウルは第1ターミナルです。
仁川空港でチェックインする際は、ぜひ「オンラインチェックイン」またはカウンター横にある「セルフチェックイン端末」をご利用ください。搭乗手続きにかかる時間を短縮できます。
チェックイン手続きを自身で済ませたら、あとは荷物を預けるだけ。
チェックインカウンターはかなりの混雑具合です。
荷物預けのカウンターもそれなりに混雑していましたが、チェックインカウンターよりも窓口が多かったため列の進みが速く、待ち時間を短縮できました。
エアソウルの機内食や機内販売
機内食
離陸してしばらくするとお水のサービスがあります。
関空からソウルまでの飛行時間は2時間弱と短いこともあり、機内食は注文しませんでした。パンフレットでご了承ください。
機内食の内容は以下の通りです(2018年12月現在)。
- 健康弁当|1500円
- かぼちゃクラブサンド|1000円
- プルコギ|1500円
- ビビンバ|1500円
- 栄養タクチム|1500円
- 牛ヒレ肉のステーキ|1500円
- チキンとガーリックライス|1500円
- ハンバーグステーキ(キッズメニュー)|1000円
上で紹介した機内食は、PRE-ORDER MEALということで、出発の48時間前までに予約した場合のみ提供されます。予約はインンターネットからどうぞ。
▼こちらのページでは最新の機内食情報がご覧いただけます
ドリンクやスナックの内容も見てみましょう。
ドリンクやスナック類は予約なしでも購入可能です。現金(ウォン、円、ドル、人民元)またはクレジットカードが利用できます。
機内販売を一部紹介
エアソウルの機内販売には、日本でも人気があるメディヒールのフェイスマスクがありました。8枚×2セットで2,800円。
ソウルの店舗では10枚が1,500円で販売されていたので、機内で購入すると少し割高ですね。
同じくメディヒール、別の種類のマスクは8枚×2セットで3,900円です。
気になるエアソウルの評判
エアソウルの評判は、安くて快適、窮屈さは感じない、短時間フライトには十分といった意見が多いようです。
実際に搭乗してみると、機内は新しく綺麗、座席の広さも十分、CAさんは日本語が通じるので安心、サービスも不足はないといった印象でした。
関空から仁川までは、何よりフライト時間が短いです。通常の航空会社でよく行われるおしぼりやナッツの配布、機内エンターテイメントなどのサービスはとくに必要性を感じませんでした。
預け荷物や機内食、座席指定は有料ですが、自分に必要なサービスだけを選択できるLCCは移動手段として効率的で利用しやすいです。
気になる点は、LCCの特徴として遅延の可能性が若干高いことでしょうか。わたしが利用した際、関空から仁川へ向かう便は20分ほど、仁川から関空へ向かう便は40分ほど遅延がありました。
仁川では滑走路混雑のため、搭乗してから離陸するまでさらに機内で1時間ほど待ちました。
LCCに限ったことではないですが、外せない予定のある方は余裕を持ったスケジュールをおすすめします。
まとめ
韓国旅行に初めて利用したエアソウル。座席や機内サービスもとくに不足は感じず、快適に過ごせました。
自身に必要なサービスのみ購入するLCCのシステムは、効率的で利用しやすいです。飛行機に特別なサービスを求める方でなければ、移動手段として満足できるのではないでしょうか。
移動にかかる金額を抑えて、その分ショッピングや食事を楽しみましょう!
▼エアソウルの預け荷物は15kgまで。個数の制限や超過料金はこちらの記事で紹介しています
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