LCCといえば価格の安さが魅力の反面、気になるのは手荷物に関する重さ制限のきびしさです。
ピーチもやはりきびしく、先日利用したときは機内持ち込み手荷物に対してもきっちりと重さチェックがありました。
こちらの記事ではピーチに搭乗する時に気をつけたい手荷物の制限や、重さをクリアするために出来ることをご紹介しています。
手荷物のポイントをおさえてLCCのピーチを快適に利用しましょう。
【更新情報】2022年10月 各種料金を更新しました
機内持ち込み手荷物は7kgまで
ピーチの機内持ち込み手荷物は個数が2個、合計7kgまでに制限されています。
詳しくみていきましょう。
重さと個数の制限
ピーチの機内持ち込み手荷物の制限です。
- 個数|合計2個(身の回りのもの+手荷物)
- 重さ|合計7.0kgまで
- 大きさ|3辺の合計が115cm以内
ハンドバッグやカメラなどは「身の回りのもの」、機内持ち込みサイズのスーツケースやボストンバッグは「手荷物」となります。
個数が2個を超えたり、重さが7kgを超えた場合は受託手荷物として有料で預けることに。
当日カウンターで受託手荷物を追加すると、国内線で*3,050円、国際線で*3,100円〜7,900円(路線による)の料金がかかります。
*記事執筆時の情報です。最新情報は公式サイトをご確認ください。
保安検査後に免税店で購入したお土産なども個数に含まれるので注意が必要です。
機内持ち込みサイズにおさまるかどうかは、カウンター横にあるゲージでチェックができますよ。
スーツケースのキャスターやハンドルも大きさに含まれるので、自宅で大きさをはかっておくと安心です。
重さチェックに注意
機内持ち込み手荷物の重さって、実際にチェックされるのか気になりますよね。
7kgとはいうけれど、だいたいの雰囲気で大丈夫でしょうと思っていたんです。
ですがピーチ。実際に重さチェックがありました。
まずは行きの関空にて。
今回は帰りの便だけ受託手荷物を予約したので、行きの便では全ての荷物を機内に持ち込みます。
自動チェックインがおわり受託手荷物がない人は手続き完了なんですが、自動チェックイン機の出口に手荷物用のはかりがおかれているんです。
私は自ら測っていたので何も言われませんでしたが、荷物を測るよう声をかけられている方もいました。
100gでも越えるとNGです。
全員が声をかけられるのかは分かりませんでしたが、ごまかせないと考えておいた方がよさそうです。
そして帰りの金海空港(釜山)にて。
日本以外は自動チェックイン機がないので全てカウンターで手続きをすることになります。
まずは受託手荷物をカウンターのはかりに乗せて計量。これは一般的な流れですね。
そのあと機内に持ち込む荷物もはかりに乗せるよう指示がありました。
もうこれは超えてしまったらどうしようもないですね。
やはりピーチは重さチェックが厳しいと感じました。
重さ制限をクリアするために出来ること
手荷物の7kgって、けっこうすぐに超えてしまいます。
できれば受託手荷物の追加は避けたいところ。
7kgを超えないために出来ることをまとめてみました。
- スマホやコンパクトカメラはポケットに入れる
- デニムなどの重い服は着ておく
- 軽いバッグを使う
- 重さをはかっておく
こんな感じでしょうか。
小物類はポケットに、デニムやパーカーは着ておくと手荷物の重さを減らせます。
意外と忘れがちですが、軽いバッグを使うのもポイント。
私はソロツーリストの折りたたみバッグを使っていますが、軽いうえにコンパクトにたためるのでひとつあると便利です。
詳しいレビューはこちらからどうぞ。
ソロツーリスト(Solo-Tourist)のスーベニアバッグをレビュー|旅行におすすめの折りたたみバッグ
あとは事前に重さをはかっておくとばっちりですね。
ラゲッジチェッカーがあればどこでも計量可能。カウンターのどきどき感を減らせますよ。
LCCに乗る場合はとくに重宝します。
旅の荷物を減らすためにしていることはこちらからどうぞ。
もっと身軽に旅したい!旅行の荷物を減らすためにしている7つのこと
受託手荷物(預け荷物)は20kg以内
つづいて受託手荷物(預け荷物)にうつりましょう。
ピーチの受託手荷物(預け荷物)の制限は20kg以内です。
LCCでは15kg以内という航空会社も少なくないので、わりと余裕がある方ではないでしょうか。
重さと個数の制限
- 重さ|20kg以内
- 大きさ|3辺の合計が203cm以内
ピーチの中でもいちばん料金プランの安い「シンプルピーチ」では、受託手荷物が料金に含まれておらず、必要に応じて追加するシステムです。
受託手荷物の追加は出発予定時刻の1時間前まで。
インターネット、コンタクトセンター、空港カウンターで手続きができます。
ただしコンタクトセンターと空港カウンターで手続きした場合はインターネットで手続きした場合より価格が上がるので、可能ならばインターネットがおすすめです。
受託手荷物の追加にかかる料金はこちらからどうぞ。
受託手荷物(預け荷物)の超過料金
もし受託手荷物が20kgを超えてしまった場合(32kg以内)は、超過料金を支払うことになります。
料金はこちら(記事執筆時)。
国内線 | 1,850円 |
ソウル線 | 1,900円 |
台北・高雄・香港・バンコク線 | 3,200円 |
上海線 | 4,800円 |
重量超過についてはインターネットでの受付ができず、コンタクトセンターまたは空港カウンターで手続きを行います。
1個で32kgを超える大型手荷物や、ひとり合計100kgを超える手荷物は預けることができません。
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飛行機の料金をおさえるコツ
LCCを利用した旅ではできるだけ飛行機にかかる料金をおさえたいところ。
ピーチは主に韓国へ行くときに利用するんですが、今回は次のプランで予約しました。
- 行き|シンプルピーチで受託手荷物なし
- 帰り|シンプルピーチに受託手荷物1個追加
1〜2泊くらいなら着替えも少ないですし、行きは全て機内持ち込みで問題なし。
預け荷物がなければ空港についてから荷物が出てくるのを待たなくてよいので、すぐに次の行動に移れるのも嬉しいポイントです。
それほどお土産を買う予定がなければ帰りも受託手荷物なしでもいいかもしれません。
私の場合韓国ではコスメやキムチを購入するので、機内持ち込みだけだと液体制限にひっかかってしまうんですね。
そこで帰りだけは受託手荷物を1個だけ追加するというプランに落ち着きました。
荷物に関する無駄がなく、余計な料金をかけずに飛行機を利用できます。
ピーチの手荷物制限 まとめ
ピーチの手荷物に関する制限や重さチェックについてご紹介しました。
- 機内持ち込み手荷物|個数2個、合計7kgまで
- 受託手荷物(預け荷物)|20kg以内
機内持ち込み手荷物もきっちり重さチェックがあるという点ではやはり厳しいですね。
制限を上手にクリアして、LCCを活用しましょう。
ラゲッジチェッカーがあると空港カウンターであわてずに済むので便利です。
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