いつか欲しいと思っていたアルテックのスツール60。
本場フィンランドならもしかして日本で買うより安いのでは?という期待を胸にヘルシンキのアルテックへ行ってきました。
気になる価格は、日本よりも少し安いという結果に。
忘れてはいけない免税手続きや、持ち帰りの過程も合わせてご紹介します。
スツール60ってどんな椅子?
アアルトによってデザインされたスツール60。
1933年にデザインされた当時から変わらない定番のスツールです。
シンプルな形状はスツールとして使うことはもちろん、ちょっとしたテーブルとして使うことも可能。
観葉植物を置いたり、ソファーのサイドテーブルにしたり、いろんな活用方法が考えられますね。
スタッキングして置いておけるのも魅力のひとつです。
ひとつ注意したいのは、スツール60は3本脚のデザインゆえに座面に立ったりすると転倒しやすくなっているところ。
小さな子どもがいる家庭ではとくに気をつけて使いたいですね。
安定感を重視する方には、同じくアアルトがデザインした4本脚のスツールE60もおすすめです。
本場フィンランドでスツール60を買うと安いのか
それでは念願のスツール60を求めてヘルシンキのアルテックへ。
現地の価格と日本の価格を比較したいと思います。
ヘルシンキのアルテックへ
さてヘルシンキのアルテックへやってきました。
アルテックはエスプラナーディ通りにあるストックマンデパートの向かいにあります。
エスプラナーディ通りはヘルシンキいちの目抜き通り。
重厚感のある建物にアルテックの看板、ワクワクしますね。
お店に入ると家具から照明、どこをとっても素敵な空間が広がります。
上の写真は1階のようすですが、2階にも家具が展示されていますよ。
現地の価格と比較|免税を忘れずに
アルテックでさっそくお目当のスツール60を発見。
気になる価格をチェックします。
定番のスツール60は199ユーロでした(2019年5月時点)。
座面の表面が白のホワイトラミネートも、黒のブラックリノリウムも同じ価格です。
日本のアルテックと比較してみるとこんな感じ。
日本の価格 | ヘルシンキの価格 | |
ホワイトラミネート | 26,000円 | 199ユーロ(免税後174ユーロ) |
ブラックリノリウム | 26,000円 | 199ユーロ(免税後174ユーロ) |
私が訪れたときは1ユーロ 127円くらいだったので、199ユーロを日本円にすると25,273円ということに。
うーん、ほんの少し安いものの、この時点では日本とほぼ同じ価格といってもいいくらいですね(レートにより変動します)。
郵送すると日本で買うよりも確実に高くなってしまうので、買うならば自身で持ち帰りたいところ。
手間を考えると日本で買えばいいのではという考えも頭をよぎりましたが、大事なのは旅の思い出。
スツール60のホワイトラミネートをヘルシンキのアルテックで購入しました。
ここで忘れてはいけないのが免税手続きです。
免税手続きをすることで199ユーロに対して25ユーロの還元があり、結果的に174ユーロで購入できました。
1ユーロ 127円として換算すると日本円で22,000円くらいですね。
免税を含めると日本のアルテックよりも安く購入できるという結果に。
免税を受けるためには、購入した店舗で免税に関する書類を作成してもらいます。
こちらからはとくに何も言わなくても作成してくれました。
パスポートの提示が必要なので持っておきましょう。
商品にはフィンランド国内で開封できないようにシールが貼られます。開けてしまうと免税が受けられないのでご注意くださいね。
あとは帰国の際に、作成された書類を持って空港の免税カウンターで免税手続をすれば完了です。
購入額が大きくなるほど免税額も大きいので手続きをお忘れなく。
ヘルシンキ空港で免税手続きをする方法はこちらの記事で詳しくご紹介しています。
【フィンランド】免税で戻る金額をチェック|手続きから書類の書き方まで
フィンランドから持ち帰る方法
フィンランドで購入したスツール60。
日本まで持ち帰る方法をご紹介します。
スツール60は紙袋に入れて持ち帰り可能
スツール60は組み立て前の状態で梱包されているので、紙袋にすぽんと入れて持ち運ぶことができます。
大きかったら持ち帰るのをあきらめるところですが、意外とコンパクトだったので安心しました。
梱包サイズは縦42cm、横48cm、厚さ10cm(ざっくりと計測)。
重さは4kgほどです。
こんな感じでしっかりと梱包されており、それほど気をつかうことなく持ち運べますよ。
私はヘルシンキで購入したあとストックホルムへ移動したのですが、ずっとベビーカーにぶら下げて移動しました。なんとかなります。
飛行機では預け荷物に
私は子ども連れで荷物多かったこともあり、帰りの飛行機では預け荷物として持ち帰りました。
念のため、購入した箱のうえに段ボールとプチプチを重ねています。
段ボールやプチプチはヘルシンキ中央郵便局で調達。ハサミやテープも借りられますよ。
ヘルシンキ中央郵便局で北欧アイテムを探そう|アクセスと営業時間
手荷物として機内に持ち込む場合は紙袋のままでもよさそうですね。
機内持ち込み手荷物の規定は次のとおり。
航空会社 | 幅×高さ×厚さ(最大) | 重さ |
フィンエアー | 55cm×40cm×23cm | 合計8kgまで |
JAL | 55cm×40cm×25cm | 合計10kgまで |
どちらも手荷物1個と身の回り品のバッグ1個の持ち込みが認められています。
フィンエアーは機内持ち込みサイズの規定内ですが、JALの場合は2cmほど高さの規定をオーバーしてしまいます。
2cmくらいなら誤差の範囲とも言えそうですが。
スツール60の箱を含めた重さは約4kgなので、利用する航空会社や他の荷物とのかね合いで機内持ち込みにするか預け荷物にするか検討してみてくださいね。
まとめ
スツール60を本場フィンランドで買うと安いのか検証しました。
気になる価格は日本のアルテックで購入するよりも4,000円ほど安く買えるという結果に(レートにより変動します)。
定価はそれほど変わらないものの、やはり免税を受けられることが大きいですね。
これくらいの差なら日本で買っちゃおうという方はこちらへ。
せっかくだし旅の思い出にフィンランドで買おうという方は、ぜひショッピングを楽しんでくださいね。
私は家に置いてあるスツール60を見るたびにフィンランドの思い出にひたれるので、現地で購入してよかったと思っています。
- アルテック ヘルシンキ店
- 住所|Keskuskatu 1 B 00100 Helsinki
- 営業時間|月-金 10:00〜19:00、土 10:00〜18:00
詳しい免税手続きの方法はこちら。
【フィンランド】免税で戻る金額をチェック|手続きから書類の書き方まで
北欧デザイン好きが訪れたい場所はこちら。
【フィンランド】ヘルシンキのここに行きたい!北欧デザイン好きが選ぶショッピングと観光の場所
マリメッコアウトレットも外せません。