【フィンエアー】A350 エコノミー搭乗記|北欧好き必見のサービスや機内食

フィンエアー

最短時間でヨーロッパに行けるフィンエアー。

日本でも人気のマリメッコとコラボしており、北欧好きにはたまらない飛行機です。

先日乗るだけでテンションが上がるフィンエアーを利用しました。

チェックインから搭乗、機内の様子や機内食、サービスについて搭乗記をまじえてレビューします。

関空からヘルシンキまで、5歳と3歳の子連れでエコノミークラスの利用です。

往き[AY0078便]:大阪(関西空港)⇒フィンランド(ヴァンター空港)

帰り[AY0077便]:フィンランド(ヴァンター空港)⇒大阪(関西空港)

機体:いずれも AIRBUS A350-900

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フィンエアーのチェックインから搭乗まで

私が利用したのは関空発ヘルシンキ行きのフィンエアー エコノミークラスです。

まずはチェックインから搭乗までのようすをご紹介します。

関空でチェックイン

フィンエアー チェックインカウンター

空港に着いたらまずはチェックインカウンターへ。

フィンエアーのロゴを見るだけでもう嬉しくなってしまいます。

フィンエアーチェックインカウンター

ゴールデンウィーク初日だったことも関係しているのか、関空はなかなかの混雑具合。

事前にオンラインでチェックインを済ませていたので、長蛇の列に並ぶことなく手続きを完了できました。

フィンエアー 手荷物カウンター

オンラインでチェックインしておくと、混雑している「通常カウンター」ではなく、空いている「手荷物カウンター」でスーツケースを預けるだけの手続きで済みます。

待ち時間を大幅に短縮できるのでぜひチェックしてみてくださいね。

待ち時間を短縮|オンラインチェックインの方法とメリット

フィンエアー チェックインカウンター【フィンエアー】オンラインチェックインで待ち時間を短縮しよう|方法とメリット

ベビーカーは搭乗口まで利用可能

フィンエアー ベビーカー預け

スーツケースなどの手荷物はカウンターで預けますが、ベビーカーは搭乗口まで利用できます。

ベビーカーで寝てしまっても大丈夫。そのまま保安検査や出国審査を通過できますよ。

搭乗時間が近づくとスタッフがベビーカーを引き取りに来てくれるので、そのときに渡せばオッケーです。

フィンエアー ベビーカー

飛行機到着後はターンテーブルの横に置かれていました。

ここでちょっと問題発生。ベビーカーを預けている間にブランケットをとめるクリップがひとつ壊れてしまったんです。

高価なものでもなかったのでまあいいかとなりましたが、ベビーカーを預ける前にアクセサリー類は外しておいた方が安心です。

ちなみに帰りの便でもうひとつのクリップも壊れました。そろそろベビーカー卒業なのでそのまま過ごすことにします。

キッズコーナーで搭乗までの時間を過ごす

関空キッズコーナー

出国手続きが終わると搭乗まで少し時間があったので、搭乗口近くのキッズコーナーでしばらく過ごしました。

夜便に乗るときは搭乗前にキッズコーナーで体力を消耗させて機内で寝てもらう作戦ですが、今回は昼便なのでどちらでもといった具合です。

ほどほどに遊んだらいよいよ搭乗です。

フィンエアー A350-900 エコノミークラスレビュー

マリメッコ機体

関空〜ヘルシンキ間のエコノミークラスを往復で利用しました。

フィンエアーといえばマリメッコ柄が描かれた機体も有名ですが、今回は通常の機体。

機内のようすやアメニティをレビューします。

フィンエアー A350-900 機内と座席のようす

フィンエアーA350の機内

いよいよ搭乗です。機内は白の内装にブルーのライトがきれいですね。

前に搭乗したシンガポール航空は近未来的な雰囲気でしたが、フィンエアーはナチュラルな雰囲気を感じます。

シンガポール航空のレビューはこちら

フィンエアーエコノミークラスの座席

A350-900 エコノミークラスの座席は3-3-3の配列

4人家族の私たちは窓際から4席(3席+1席)を並びで予約しました。

フィンエアー 座席モニター

各座席には機内エンターテインメント用の画面がついています。

子ども向けの映画やゲームもあったので、子どもも退屈せずに過ごせました。

子どもの過ごし方

くつろぐ5歳児と寝ている3歳児。

座席の足元にはフライトットという飛行機用クッションを置いています。

Fly-Totフライトットを徹底レビュー|ハワイ便の必須アイテム!JAL,ANA対応まとめ

別の記事で子どもと長時間のフライトを乗り切るアイテムを紹介しているので、小さなお子様と乗る予定の方はよろしければご参考ください。

子供連れの飛行機を乗り切る便利グッズを紹介|おすすめのおもちゃと知っておきたいコツ

フィンエアーUSB充電コンセント

座席にはUSB用の充電コンセントがありスマホの充電にも困りません。長時間のフライトでは特にうれしいですね。

通常のコンセントは探したものの見当たらず。フィンエアーのサイトによると、A350のエコノミークラスはUSBコンセントのみ用意されているようです。

フィンエアーエコノミークラスの座席

足元は女性が座ってこんな感じ。

足もゆったりと伸ばせて広く感じます。LCCと比べるとやはりシートピッチが広いですね。

フィンエアー ヘッドレスト

ヘッドレストは左右を好みの角度に調整可能。

座席テーブル

座席テーブル

座席テーブルは広く使ったり、半分にたたんでコンパクトに使うこともできます。

レールがついていてテーブルを手前に引き出すこともできるので、子どもでも手が届きやすくよかったです。

フィンエアー エコノミークラスのアメニティ

フィンエアー エコノミークラスのアメニティ

フィンエアーのエコノミークラスにはブランケット、クッション、イヤホン、ミネラルウォーターが座席に用意されています。

フィンエアー ブランケット

フィンエアー クッション

ブランケットとクッションはきました!マリメッコです。

すっきりとしたグリーンのカラーで北欧気分が盛り上がりますね。

フィンエアー イヤホン

イヤホンはどちらかというと簡単なつくり。シリコン部分のサイズは1種類のみです。

子ども用のヘッドホンは用意されていないので、できれば持参することをおすすめします。

イヤホンだと子どもの耳にはうまくはまらず落ちてしまうんですよね。

一般に販売されているヘッドホンのプラグは飛行機用になっていないので、変換用のジャックもご用意ください。

A350の乗り心地

今回の飛行機は乗り心地の良さにおどろきました。機体はA350-900。

とても安定した乗り心地で、飛行機に乗っていることを忘れるくらいです。

機体がミシミシというような音は一切なし。さすがに離着陸のときは機体の揺れや音も気になりますが、ベルトサインが消えているあいだはおどろくほど静かで快適です。

持っていた温湿度計によると機内の温度は22℃で暑くもなく寒くもなく。

寝るときは長袖にブランケットを1枚かぶってちょうどよいくらいでした。半袖ではちょっと寒いですね。

機内の乾燥はある程度仕方がないのか、湿度計は「Low」と表示され計測できませんでした。

乾燥が気になる方はマスクや保湿クリームなど、乾燥対策をしておいた方がよいかもしれません。

A350の特徴は安定感と静かさ。ぜひ体感してみてくださいね。

 

フィンエアーの機内食とサービス

それでは気になる機内食と機内サービスにうつりましょう。

行きも帰りも機内食は2回ずつ提供されます。

関空 ✈︎ ヘルシンキ|AY0078便の機内食

ベルトサインが消えるとますば熱々のおしぼりが配られます。

つづいてお待ちかねの機内食。

フィンエアー機内食

機内食は2種類から選べました。

関空発ヘルシンキ行きのメニューはこちら。

  • チキンソテー、トマトクリームソース、ポテト、野菜
  • ミートパティ、ポン酢あんかけソース、野菜、ライス

上の写真はチキンソテーです。トマトクリームソースが良いお味でおいしくいただきました。

マリメッコの紙コップ

紙コップもペーパーナプキンもマリメッコ柄ですね。いちいち喜ぶ私。

塩こしょう

ただの塩こしょうでさえおしゃれに見えてくる始末。もうフィンエアーというだけでいいんですよね。

フィンエアー キッズミール

キッズミールはこんな感じ。よく食べていました。

マリメッコの紙コップ

食事が終わったらコーヒーか紅茶がサービスされます。またしてもマリメッコ!

そして到着前に提供される軽食はこちら。

フィンエアー 軽食

カレーピラフというのでしょうか、カレー味のチャーハンの上にチーズがかかっていておいしいです。

フィンエアー チャイルドミール

キッズミールはハンバーグですね。軽食とはいえ十分なボリュームがありました。

ヘルシンキ ✈︎ 関空|AY0077便の機内食

ヘルシンキ発関空行きの機内食もご紹介します。

ベルトサインが消えておしぼりが配られるのは行きの飛行機と同じ。つづいて機内食です。

フィンエアー 機内食

帰りは「グリルチキン」か「ミートボール」の2種類から。私はグリルチキンを選びました。

ご飯と野菜が添えられています。

帰りは日本食が恋しくなっているので、めんつゆをかけたそばが美味しく感じました。

フィンエアー チャイルドミール

キッズミールはこんな感じ。

赤い箱にはレーズンがぎっしり詰まっており、日本では見かけない光景でおもしろかったです。

フィンエアー 機内食

到着前の軽食はこちら。日本に到着する2時間ほど前に配られます。

たまご料理とハンバーグ、パン、ヨーグルトなど。大人用も子ども用も一緒のメニューでした。

軽食のあとはコーヒーか紅茶がサービスされ、あとすこしで日本に到着。マリメッコ柄の紙コップともそろそろお別れです。

ドリンクサービス

フィンエアー ドリンクサービス

フィンエアーでドリンクが配られるのは機内食と食後のタイミングなんですが、それ以外のときでも機内後方へ行くと自分でドリンクを入れることができます。

フィンエアー ドリンクサービス

置いてあるドリンクは、アップルジュース、オレンジジュース、ブルーベリージュース、烏龍茶、コーヒー、紅茶、水など。

好きなマリメッコ柄の紙コップを選べるのも嬉しいですね。

子供向けのサービス

ムーミンのぬいぐるみ

帰りの便では子どもにムーミンのぬいぐるのプレゼントが!

ネイビーのバッグを手にかかえています。そしてタグにはフィンエアーのロゴ。

子どもはもちろん私もつい喜んでしまいました。

フィンエアーの機内販売

フィンエアー 機内販売

フィンエアーの機内販売はマリメッコやイッタラ、アーリッカ、ムーミングッズなど、北欧好きにはたまらないラインナップ。

機内食のあとにワゴンで販売されるほか、事前にオンラインで注文しておくこともできます。

帰りの機内ではフィンエアー限定のマリメッコグッズがかなり売れていました。

フィンエアーの機内販売については【フィンエアー 機内販売】限定マリメッコ&ムーミングッズ|2通りの買い方でくわしくご紹介しています。

日本国内で購入するよりも安く買える商品があり必見です。

フィンエアー機内販売【フィンエアー 機内販売】限定マリメッコ&ムーミングッズ|2通りの買い方

WiFiサービスについて

フィンエアー WiFiサービス

フィンエアーのエコノミークラスでは、有料のWiFiサービスが利用できます。

フライト中常時 19.95 ユーロ
3時間 11.95 ユーロ
1時間 7.95 ユーロ

ちょっと高く感じますね。

ビジネスクラス利用の方とフィンエアープラスのゴールド会員はインターネットが1時間無料、フィンエアープラスのプラチナ会員はフライト中常時無料で利用可能です。

ワイヤレスイヤホンなどのBluetooth機器は問題なく利用できますよ。

フィンエアー以外の航空会社でのBluetooth機器利用についてはこちらの記事にまとめています。

シンガポール航空の機内ワイヤレスイヤホンが使える飛行機、使えない飛行機|各航空会社の早見表

フィンエアー搭乗記まとめ

念願のフィンエアーに搭乗しました。

フィンエアーに乗るのは2度め。前に乗ったときはまだマリメッコとコラボしていなかったので、マリメッコづくしの飛行機にテンションが上がる旅になりました。

フィンエアーのCAさんは黒を基調にした制服がとてもおしゃれ。黒の革手袋やブーツ姿もかっこいいですよ。

フィンエアーは乗った瞬間から北欧気分が味わえる、北欧好きにはたまらない飛行機です。

 

フィンエアー利用の際はオンラインチェックインがおすすめです。

フィンエアー チェックインカウンター【フィンエアー】オンラインチェックインで待ち時間を短縮しよう|方法とメリット

空港に着いたらヘルシンキ市内へ。アクセス方法はこちらの記事をどうぞ。

ヘルシンキ大聖堂【フィンランド】空港からヘルシンキ市内へのアクセス|バス・鉄道・タクシーを比較

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