Fly-Totフライトットを徹底レビュー|ハワイ便の必須アイテム!JAL,ANA対応まとめ

もうすぐハワイ旅行!
どこ行こうかな?何食べようかな?お土産は?何着て行こう?考えるだけでもワクワクしますよね。

でも見逃せない心配事。小さなお子様連れで行く方は皆さん心当たりがあるのではないでしょうか。

そう!日本からハワイまでのフライトは約8時間!予測不能な子どもを連れ、この8時間を乗り切らないことにはハワイの青空に出会えません。。

静かにしてくれるかな、泣き出さないかな、考え出すと8時間はとてつもなく長く感じますよね。行きのハワイ便は夜発。次の日を思い切り遊べるかどうかは、飛行機でどれだけ寝られるかが鍵を握っています。

私がハワイへ行ったのは子どもが4歳と1歳の時。

飛行機に乗っている時間をラクにしたいと思い、フライトットを購入しました。フライトットは子ども連れの機内を快適にしてくれる必須アイテム。

ハワイ旅行だけでなく、その後に行ったシンガポール旅行や北欧旅行でも活躍しています。

【更新情報】

・2018年8月 シンガポール航空利用時のレビューを追記しました
・2019年8月 香港航空にて使用不可の情報を追記しました

 

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Fly-Totフライトットとは?バッグに入るコンパクトさ

フライトットとは、子どものために長時間のフライトでも快適に過ごせるように開発された飛行機内用クッションです。

(公式HPより引用)

付属のポンプで空気を入れると、飛行機の座席の隙間にぴったり!子どもの座席がフルフラットシートに変身します。

最大耐荷重は75kg。しっかりした作りで、横から大人が足を乗せるなんてこともできますよ。

ひとたび空気を抜けば、バッグに入れられる大きさです。

膨らませたとき 横53.34cm×縦30.5cm×高さ43.2cm
畳んだとき 横28cm×縦12.7cm×高さ10cm
ポンプのサイズ 22cm×16.5cm×5cm
重さ  1.38kg(本体1.03kg+ポンプ0.35kg)

使い方は簡単3ステップ

使い方はとても簡単。説明書とにらめっこしなくても直感的に設置できます。

  1. チューブをポンプに取り付けます
  2. フライトットのバルブにチューブを差し込み、空気を入れます
  3. バルブをしっかり閉めて完成です

1.チューブをポンプに取り付けます

チューブを取り付けるのは写真の向かって右側、INFLATEと表示がある方です。反対にすると空気を入れられません。

2.フライトットのバルブにチューブを差し込み、空気を入れます

 

2つあるバルブのうち黒いバルブは差し込み、透明なバルブを開けた状態でチューブを差し込みます。膨らませる前に、座席の前に設置します。完全に膨らむと座席の間にピッタリ挟まるので動かせません。

空気穴は上部と下部の2箇所。ポンプを踏み、それぞれに空気を入れます。女性のわたしが全部膨らませるまでにかかった時間は2分40秒でした。

3.バルブをしっかり閉めて完成です

気圧の変化に対応するため、手で押して少しへこむぐらいがちょうど良いです。膨らませすぎると破れる原因になるのでお気をつけください。

バルブには逆止弁が付いているので、チューブを抜いても空気が抜けてしまうことはありません。

空気を抜くときは黒い方のバルブを開けて押さえると数秒で小さくなります。乱気流などで急な指示があった時も焦らずにすみます。

フライトットが届いたら、飛行機に乗る前にご自宅で試してみてくださいね

自身の経験から、できれば膨らませた状態で一晩おいて空気が抜けないか確かめておくことをおすすめします。

せっかくのフライトット、ベストな状態で使用出来なければもったいないですからね。

JALやANA、エアアジアでも使えるの?

各社に共通の事項として、フライトットは離着陸の際は使用できません。シートベルトサインが消えてから膨らませましょう。

窓側の座席または、通路に挟まれた中央列の中央座席でのみ使用ができます。

利用が認められた航空会社は、フライトットの公式HPに掲載されています。


参考
利用が認められた航空会社FLY-TOT公式HP

なかでも利用が多そうな便をピックアップしました。

利用可能な航空会社
JAL、ANA、エアアジア、チャイナエアライン、KLM、シンガポール航空、ルフトハンザ航空、フランス航空 他多数

JALもANAも、最初にあげた共通事項を守れば問題なく使用できます。

エアアジア、シンガポール航空、フィンエアーでは私も実際に使用しました。とくに注意を受けることはなかったです。

ただしどの航空会社でも、飛行状況により使用可能かどうかの最終判断はCAさんに委ねられます

利用が認められない航空会社

なかにはフライトットが利用できない航空会社もあります。安全上の理由ということで、残念ですが仕方がないですね。

各社HPでフライトットやその他類似品の利用禁止を明言している航空会社をご紹介します。該当の航空会社で利用を検討されている方はご注意ください。

航空会社名をクリックしていただくと、利用禁止の記載があるページをご覧いただけます。

他にも、フライトットの公式HPに「LCC、エミレーツ、タイ、オーストラリア、ニュージーランドの一部のエアラインではご購入の前にご利用の航空会社にお問合せください」との記載があります。

ジェットキッズとの比較

フライトットの購入を検討されている方は、ジェットキッズも検討されているのではないでしょうか。

ジェットキッズとは、タイヤのついたボックスを座席の前に設置し、フットスツールとして利用できる商品です。

子どもが機内で利用するおもちゃなどを中に収納できる点、子どもが本体に乗って移動できる点が魅力的で、私も購入の寸前まで迷いました。
空港でジェットキッズに乗っているお子さんを見かけると、とっても楽しそうなんですよね。

迷った結果フライトット購入の決め手になったのは「バッグに入る」という点でした。

我が家が旅行する際の荷物は、100Lのスーツケースが1個、ボストンバッグが1個、機内持ち込み用バッグが1個、そしてベビーカーです。加えて4歳児と1歳児を連れて行きます。

ジェットキッズを持って行く場合のシミュレーションをしましょう。

:ボストンバッグを乗せた100Lのスーツケース右手に、左手は4歳児とつなぐ。

:機内持ち込み用バッグを引っ掛けたベビーカーを右手で押し、左手に歩きたがる1歳児。

Oh!ジェットキッズを引っ張る人が居なーい!

4歳児にジェットキッズを引かせることも考えましたが、そこは4歳児。はじめは喜んで引っ張るでしょうが、気が変わると期待できません。うーん、4歳児をあてにするのはリスクが高い。。

フライトットなら多少かさばるものの機内持ち込み用バッグにポン!です。こんな訳で最終的にフライトットを選びました。
お子様の人数や年齢、ベビーカーの有り無しでも条件は変わりますね。何か参考になりましたら嬉しいです。

使い心地をブログでレビュー

エアアジアのハワイ便で使用した感想

離陸後しばらくしてシートベルトサインが消えました。早速フライトットを膨らませましょう。自宅で膨らませた時はポンプを踏むたびにピーピーと空気の音がしたのですが、機内ではジェット音に紛れて気になりませんでした。

座席の間で作業するので少し狭いですが、それほど苦労せず設置完了です。

フライトットを膨らませると、前のシートとの隙間にぴったり!

きっちり挟まっているので、膨らませた後に場所を変えるのは難しいです。

子どもも足を伸ばせて満足そう。そして寝る時間、目指すのはこちらの状態。↓

でも実際は、4歳の我が子は隣に座った大人の膝に頭を乗せ、自分の座席に足を投げ出すスタイルでした。1歳児は大人がお腹に抱っこして寝るスタイル。

目指してた状態とちょっと違う。。ドンマイ!

1歳児は座席を購入していなかったので抱っこになるのは仕方ないですね。イラストのような状態での使い心地は確認できませんでしたが、足を投げ出すスペースが広くなったのは良かったです。起きている間は座席に4歳児、フライトットの上に1歳児が乗ったりして楽しく使えました。

ビニール製なので本当に上に乗っても大丈夫かと気になっていましたが、試しに大人が腰掛けてみても、厚みのある生地のおかげで全くしぼむ気配もなく安定していました。

その後フライトットを1個追加で購入。次回の旅行は2個で挑みます。またレビューしますね。

シンガポール航空で使用した感想【2018年8月追記】

今回フライトットを使用したのはシンガポール航空の関空↔︎シンガポール便、約6時間半のフライトです。子どもは2歳と5歳。2歳児も座席があるので、フライトットは2個用意しました。

起きている間はこんな様子です。上からブランケットをかけたので少し分かりにくいですが、足を伸ばせていますね。参考までに2歳児は身長83cm、5歳児は身長103cmです。

ゴロンと横になっても大丈夫。離陸直後は久々の飛行機に興奮して遊んでいた子ども達ですが、23時発の深夜便。だんだん睡魔がおそってきます。

2歳児は機内エンターテイメントでしばらくねばっていたものの、最終的には二人揃って寝かせることに成功。こうなるとほんとうにラク!フライトットを購入してよかったと心から思った瞬間です。

子ども自身も楽だったようで、全くグズることなく寝ていました。体勢が悪いとグズグズと起きちゃったりするんですが、そんな様子もありません。

帰りの便でも二人揃って熟睡。そろそろ着陸という時になってもまだ寝ていたので、座席に座らせるよう体勢を変え、フライトットは畳んで着陸に備えました。

今回は3席並んだ座席のうち2席で使用しました。シンガポール航空のHPでは、2つ以上並べてのご使用はお控えくださいと記載されているので少し不安でしたが、注意を受けることなく使用できました。

ただし最終的な判断はCAさんに委ねられます。

シンガポール航空でのフライトット利用についてはシンガポール航空の公式HPに詳しく記載されているのでよろしければご確認ください。

行きも帰りも深夜便だった今回の旅行。フライトットは大活躍です。子どもがラクだと親もラク!機内食もゆっくりいただけました。

わたしがフライトットを購入したときは入荷待ちを経験しました。利用を検討されている方は早めの購入をおすすめします。

おまけ|畳み方をご紹介

家に届いたときはコンパクトだったフライトット。一度膨らませると元通りに畳めず、あれ?なんだか大きくなった?なんてことも。ならない方は読み飛ばしてくださいね。私はなります、O型です。

それでは元通りコンパクトに畳む方法です。

1.フライトットの上下を反対にして、上からぎゅーっと空気を抜いていきます。

2.画面下側の部分を折ります。

3.両サイドを真ん中に向かって折りたたみ、、

4.最後に真ん中で二つ折りにしてベルトでくくれば完成です!

機内できっちり畳むのは難しいかもしれません。四角を目指してざっくり畳み、付属のベルトでぎゅっと絞れば大丈夫です!持ち手もついていますよ。

まとめ

エコノミークラスの座席をフラットにしてくれるフライトット。

子ども連れでハワイやヨーロッパなど長時間のフライトを予定されている方にぜひおすすめしたいアイテムです。

折りたたむとバッグに入れられるので持ち運びも便利。使い方も簡単です。

子供がラクなら親もラク!機内で過ごす時間を快適にする手助けをしてくれますよ。

 

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