2019年2月1日に公開された映画『雪の華』。本編の1/2がフィンランドで撮影されました。
映画にはヘルシンキの美しい街並みや風景、壮大な雪景色が登場します。
大好きな北欧のフィンランドが舞台と聞くと居ても立ってもいられなくなり、映画に登場するロケ地をまとめました。
これからフィンランドを旅行される方にもご参考になれば幸いです。
新たなロケ地が分かりしだい、随時更新していきます。
映画『雪の華』ー2019年2月1日公開ー
主題歌|中島美嘉「雪の華」
出演|登坂広臣、中条あやみ、高岡早紀、浜野謙太、田辺誠一
監督|橋本光二郎
脚本|岡田惠和
音楽|葉加瀬太郎
【更新情報】
・2019/2/3 映画鑑賞後にロケ地を追加しました
・2019/5/7 念願のフィンランドへ行ってきたので訪れたロケ地の写真を追加しました
映画『雪の華』に登場するフィンランドのロケ地
東京とフィンランドを舞台にした映画『雪の華』。
本編の約1/2はフィンランドで撮影されました。フィンランドでロケ地となったのは、ヘルシンキとレヴィです。
ヘルシンキはご存知の通りフィンランドの首都。フィンランド最大の都市です。
一方レヴィというとあまり聞いたことがないという方も多いのではないでしょうか。
レヴィは、ヘルシンキから飛行機で約1時間半。キッティラ空港からバスで15分の場所にある、オーロラ観測に適した街です。
ヘルシンキのロケ地
映画『雪の華』に登場するヘルシンキのロケ地をご紹介します。
ヘルシンキは小さな街なので、1日でまわることもできますよ。
ヘルシンキ大聖堂|ソフィア通り
映画でふたりが並んで歩くシーン。後ろに見えているのがヘルシンキのシンボル的な存在のヘルシンキ大聖堂です。
ふたりが歩いているのは大聖堂の南側に伸びている細い道「ソフィア通り」ですね。
ヘルシンキへ行ったらまずは訪れてみたい場所のひとつです。
実際に訪れると、建物の影になっているソフィア通りと明るくかがやく大聖堂の白さが対照的で、とても印象に残りました。
カイヴォプイスト公園
ヘルシンキの南東端に広がる公園です。海沿いの桟橋でふたりが走る印象的なシーンが撮影されました。
気候の良い時にのんびり訪れてみたい場所です。
カイヴォプイスト公園内にある「カフェ・ウルスラ」は映画『かもめ食堂』に登場したことで有名ですね。
場所|Iso Puistotie-Ehrenstromintie-Itainen Puistotie, Helsinki
アクセス|トラム カイヴォプイスト停留所から徒歩5分
マーケット広場
ふたりが市場を訪れるシーンはマーケット広場で撮影されました。
マーケット広場ではその場で食べられる新鮮な野菜や果物が販売されています。グルメだけでなく雑貨探しも楽しめる活気あふれるスポット。
ぷっくりと大きなかもめが飛び回っていて、海辺ならではの開放的な雰囲気が素敵な場所です。
マーケット広場は冬になると規模が縮小してしまいますが、そばにある屋内のオールド・マーケット・ホールは冬でも楽しめます。
アクセス|トラムKauppatori下車、徒歩1分
営業時間|8:00〜16:00(日10:00〜17:00)
休み|9月下旬〜5月中旬
ペーパーショップ
デザインショップが連なる「フレデリキンカツ通り」に面したペーパーショップ。レターセットやポストカード、ラッピングペーパーなど、その名の通り「紙」製品が揃うショップです。
ウィンドウから雑貨を眺めるシーンが撮影されました。ペーパーショップにある雑貨はどれも色合いが素敵。見ているだけでどんどん時間が過ぎそうです。
訪れたときは建物が工事中だったものの、お店は営業されていました。
場所|Fredrikinkatu 18
アクセス|トラムIso Roobertinkatu下車、徒歩1分
営業時間|月曜-金曜 10:00〜18:00
土曜 11:00〜16:00
定休日|日、祝
URL|https://papershop.fi/en/
GLO Hotel Art(グロホテルアート)
映画の中でふたりが宿泊した GLO Hotel Art(グロホテルアート) 。ドレスアップした美雪が階段から降りてくるシーンが印象的でした。
GLO Hotel Art はデザインショップが集まるカンピ地区にあります。
1900年代のお城を改装したホテルは、重厚感のある外観と弧を描いた天井が特徴的。落ち着いた雰囲気で部屋が綺麗と口コミでも評判のホテルです。
カンピショッピングセンターまでは徒歩6分と、ショッピングにも便利な立地です。
映画の影響でさらに人気が出そうですね。
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ヘルシンキ中央駅
オーロラを観るためにレヴィへと向かう列車は、ヘルシンキ中央駅から発車します。
ヘルシンキ中央駅はフィンランド人のエリエル・サーリネンによって設計されました。1919年に完成した重厚な駅舎は、開放感のある天井も素敵。
映画に登場したフィンランド北部のコラリ駅までは、ヘルシンキ中央駅から14時間半から15時間ほど。夜行寝台列車の旅になります。
レヴィのロケ地
主人公がオーロラを見に訪れたレヴィ。フィンランドでも有数のオーロラ観測スポットです。
フィンランドの北側に位置するレヴィは、ヘルシンキから飛行機で約1時間半。キッティラ空港からバスで15分の場所にあります。
オーロラを眺めるシーンは、「エルフの隠れ家」というテーマパークで撮影されました。
あたり一面に広がる雪景色が印象的ですね。映画に登場するシーンはマイナス10度くらいある極寒のなか撮影されたそう。
冬の厳しい環境のなか撮影された幻想的な景色に魅了されます。
フィンエアーでフィンランドへ
ふたりはフィンエアーに乗ってフィンランドへ向かいます。
北欧好きの私にとって、フィンエアーは名前を聞いただけでテンションの上がる飛行機。
フィンエアーではマリメッコ柄の紙コップや紙ナプキンで機内サービスが行われます。ブランケットもマリメッコ。ビジネスクラスでは、マリメッコのポーチに入ったアメニティキットが配られます。
飛行機に乗った瞬間から北欧気分が楽しめますね。
映画では、ヘルシンキのヴァンター空港にある階段をかけおりるシーンも撮影されていました。
階段の左右に対称に設置されたエスカレーター、階段の先にあるフライト情報掲示板、どれをとってもかっこいいです。
まとめ
映画『雪の華』に登場するフィンランドのロケ地をまとめました。
フィンランドの大自然や美しい街並みが登場し、ますますフィンランドへ行きたくなります。
これまでフィンランドがロケ地となった映画といえば『かもめ食堂』でしたが、あらたな観光スポットが生まれそうですね。
一番近いヨーロッパとも言われるフィンランド。直行便を利用すれば日本から9時間30分で行けちゃいますよ。
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