【フィンランド】免税で戻る金額をチェック|手続きから書類の書き方まで

グローバルブルー手続き

マリメッコにイッタラ、フィンランドは北欧好きにはたまらないお店がたくさん。

ショッピングを楽しんだあとに忘れてはいけないのが免税手続きです。

購入額が大きくなるほど免税額も大きくなるので見逃せません。

こちらの記事では、免税によって戻ってくる金額の目安や手続きの方法、免税書類の書き方をご紹介します。

免税手続きというと難しそうなイメージもありますが、「書類をもらう・書類に記入する・手続きをする」の3ステップで完了できます。

英語が苦手で不安という方にも、参考になりましたら幸いです。

フィンランドでショッピングをお得に楽しみましょう。

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ショッピングのあとは免税手続きを忘れずに

「TAX FREE」と表示のある店で40ユーロ以上の買い物をすると、最大16%の税金が払い戻されます。

免税を受けるための条件や、マリメッコやイッタラで実際にショッピングをした際の還付金額をご紹介します。

40ユーロ以上の購入で免税対象

グローバルブルー

フィンランドでは、ほとんどの商品に24%(食品は14%)の税金がかけられています。

EU加盟国以外に住んでいる旅行者が「TAX FREE」と表示のある店で40ユーロ以上(1店舗で)の買い物をして免税手続きをすると、税金の最大16%が払い戻されるという仕組み。

ますますショッピングが楽しくなりますね。

気をつけたいのは、一回の会計で40ユーロ以上購入する必要があること。

はじめに30ユーロ購入、買い忘れたものをあとから10ユーロ購入しても合計はできないのでご注意ください。

40ユーロに対して払い戻される金額は約5ユーロ(グローバルブルー払い戻し計算機より)です。

ぎりぎり40ユーロに足りないくらいだと、何かを足して購入した方がお得になります。

マリメッコやイッタラで実際に還付された金額

マリメッコ 免税

最大16%といっても具体的にいくら免税されるのかイメージしにくいですよね。

そこで私が実際にマリメッコやイッタラで買い物したときに戻ってきた金額をご紹介します。

  マリメッコ イッタラ アルテック
購入額 € 92.75 € 89.80 € 199
払い戻し額 € 12.00 € 11.00 € 25.00

それぞれ購入額に対して12〜13%くらい還付されています。

マリメッコはアウトレット店へ行ったのですが、もともと定価より安い上に免税も受けられるのでまさに楽園でした。

買い物のようすはこちらからどうぞ。

マリメッコアウトレットで買ったもの楽園すぎる!マリメッコ本社のアウトレット|買えるものと買ったもの

stool60【北欧アイテム】スツール60をフィンランドで買うと安いのか検証してみた

グローバルブルーのサイトでは購入額に対する払い戻し額を計算できるようになっています。

グローバルブルー払い戻し計算機

払い戻し計算機による目安はこんな感じ(2019年8月現在)。

購入額 払い戻し額
€ 40 € 5
€ 100 € 13
€ 200 € 27
€ 300 € 40

あくまでも目安としてどうぞ。

フィンランドの商品は内税なので、値札には税金を含む金額が表示されています。

私がマリメッコやイッタラで買い物したときは、値札の合計金額から12%くらい戻ってくるという結果になりました。

 

免税を受けるために必要なこと

免税を受けるために必要なのは、「書類をもらう・書類に記入する・手続きをする」の3ステップです。

まずは「書類をもらう・書類に記入する」について詳しく見ていきましょう。

購入店舗で書類をもらう

グローバルブルーの免税書類

「TAX FREE」と表示のある店で40ユーロ以上購入した場合は免税書類をもらいます。

先ほどご紹介したマリメッコやイッタラ、アルテックではこちらから何も言わなくても書類を用意してくれました。

免税書類を用意してもらうためにはパスポートの提示が必要です。

「免税しますか?」につづいて「パスポートを見せてください」と言われるので、忘れずにお持ちください。

もし免税について何も言われなかった場合は「Tax freeタックスフリー?」と聞いてみましょう。

グローバルブルーのシール

購入した商品にはグローバルブルーのシールが貼られます。

すぐに開けたくなってしまいますが、ここは少しのがまん。

開封すると免税が受けられなくなるので、フィンランドを出国するまではシールを貼ったままにしておいてくださいね。

免税書類の書き方

免税書類の書き方

つづいて免税書類の書き方です。

お店でもらった免税書類には上図のような記入欄があるので、サイン欄以外すべてローマ字で記入します。

  1. パスポート番号
  2. 名前(姓名)
  3. 住所
  4. 郵便番号、都道府県
  5. Eメールアドレス
  6. 携帯番号
  7. サイン

パスポート番号や国はお店側で記入されていることもありますが、記入されていない場合は自分で記入します。

住所は「東京都千代田区千代田1番1号(例として皇居の住所です)」とすると、

3.住所欄は「Chiyoda 1-1,Chiyoda-ku」

4.郵便番号欄は「〒100-0001」、都道府県欄は「Tokyo」となります。

8.サイン欄はパスポートと同じ漢字のサインで大丈夫です。私はローマ字でサインしましたが、とくに問題ありませんでした。

抜けている項目があると「書いてから来てねー」とカウンターで言われてしまうので、しっかり記入しましょう。

空港で免税手続きをする方法

それでは免税のための3ステップ「書類をもらう・書類に記入する・手続きをする」のさいご。

手続きをする」を見ていきましょう。

税関スタンプだけもらえば帰国後に郵送で手続きすることもできるのですが、私は慣れていないので空港にある免税カウンターで手続きをしました。

もし書類にミスがあってもその場でチェックしてもらえるので安心です。

こちらではヘルシンキ空港にある免税カウンターで手続きする方法をご紹介します。

免税書類は主に「グローバルブルー」と「planet(e tax free)」の2種類があります。お店で受け取った書類にどちらか書かれているのでご確認くださいね。

ヘルシンキ空港の免税カウンター

グローバルブルーカウンター

ヘルシンキ空港のグローバルブルーカウンターは3箇所あります。

  • 保安検査前|ターミナル2、2階、営業時間 7:00-18:00
  • 保安検査後|ターミナル2、2階、29番ゲート近く、営業時間 6:00-20:00
  • 出国審査後|ターミナル2、2階、32番ゲート近く、営業時間 13:00-23:00

planetカウンターは2箇所。

  • 保安検査前|ターミナル2、2階、営業時間 6:00-23:00
  • 出国審査後|ターミナル2、2階、32番ゲート近く、営業時間 15:00-23:00

出国審査後の免税カウンターはグローバルブルーもplanetも同じ場所です。

最新の免税カウンターの場所はヘルシンキ空港マップよりご確認ください。検索窓に「Global blue」または「planet」と入力すると地図に表示されます。

ヘルシンキ空港マップ

JALやフィンエアーはターミナル2より発着します。

日本への便が出発する時刻は免税カウンターも混み合うので、免税手続きをする場合は早めに空港へ到着しておくと安心です。

通常は保安検査前に行ける免税カウンターへ。

私はストックホルムからの乗り継ぎだったため出国審査後の免税カウンターで手続きをしました。

スターバックス横の通路

出国審査後の免税カウンターはスターバックスの横を奥へ進むと見えてきます。目印にしてみてくださいね。

グローバルブルー カウンター

上の写真は出国審査後の免税カウンターです。

マリメッコはグローバルブルーイッタラはplanetの免税書類でした。

それぞれ目的のカウンターに並びましょう。planetカウンターはグローバルブルーカウンターよりも空いていました。

最新の免税カウンターの場所はヘルシンキ空港マップよりご確認ください。検索窓に「Global blue」または「planet」と入力すると地図に表示されます。

ヘルシンキ空港マップ

手続きをする方法

パスポートと免税書類

グローバルブルーでもplanetでも免税の手続き方法は同じです。

必要なものはこちら。

  • 記入済の免税手続き書類
  • パスポート
  • 搭乗券
  • 免税を行う未開封の商品
  • クレジットカード(必要に応じて)

手続きの際に購入した商品を見せるように言われることもあるので、商品を預け荷物にする場合はチェックイン前に免税手続きを行います。

順番がきたら「免税書類、パスポート、搭乗券」をスタッフに提出します。

搭乗券はさらっと確認するだけなので、スマホの画面でも大丈夫でした。

私はこれまで購入商品を確認されたことがないのですが、見せるように言われた場合は見せましょう。

払い戻しは現金またはクレジットカードのどちらにするかを聞かれます。

現金の場合は手数料が3ユーロかかってしまうので、おすすめはクレジットカード。

クレジットカードへの払い戻しを希望する場合はスタッフにクレジットカードを渡します。

購入したときのクレジットカードと、払い戻しを希望するクレジットカードは同じものでなくても大丈夫ですよ。

明細を確認すると免税手続きから3日後に無事返金されていました。

免税手続きはこれで完了です。

フィンランドの免税手続き まとめ

フィンランドの免税手続きをご紹介しました。

難しそうなイメージのある免税ですが、「書類をもらう・書類に記入する・手続きする」の3ステップで完了できます。

私の場合払い戻されたのは購入金額の12%ほど

ぜひおそれずに手続きしてみてくださいね。

 

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