子連れ旅行は気がかりなことがたくさん。
楽しい旅行も小さな子連れとなると大変な部分があるのもたしかです。
こちらの記事では子どもが0歳の頃から国内海外問わず旅行に出かけている私が、子連れ旅行を楽にするためにしているコツをご紹介します。
乳幼児期のお子さんと旅行を計画されている方の参考になりましたら幸いです。
ぜひ子連れ旅行を楽しんでくださいね。
1.旅先の気候と旅のスタイルを考える
小さな子どもがいる場合、まず考えたいのが旅先の気候と旅のスタイルです。
旅先は暑いのか寒いのか、ホテルでのんびり過ごすのか街を観光するのか。
無理をする方はあまりおられないかもしれませんが、暑い時期に街を歩いて観光する旅は確実に疲れます。
照りつける太陽のなか抱っこをせがむ子ども、進まない足取り。
こうなると大人も子どもも疲れてしまいます。
子どもが小さいうちはビーチリゾートだと移動が少なく楽なのでおすすめ。
街を観光するなら気候のよいときに行き先をしぼって観光すると疲れにくいです。
ショッピングモールの遊具や公園など、街を観光するときは子どもの遊び場を事前に調べておくといざというときに役立ちますよ。
暑い時期はビーチでのんびりする、街の観光は気候のよいときにするなど無理のないスケジュールを組むことが子連れ旅行を楽にする第一歩です。
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2.荷造りの時間を旅行の予定に組み込む
楽しい家族旅行。出発までのスケジュールに無理はありませんか?
私は出来るだけ荷造りの時間を旅行の予定に組み込むようにしています。
子どもがうまれる前は仕事帰りに空港へ直行!なんていうスケジュールも組んでいましたが、乳幼児連れの旅行では荷物の準備も一苦労。
普段の家事、育児、仕事をこなしながら荷造りをすすめるのは予想外に大変です。
自分の荷物だけならまだしも、子どもの荷物って起こりうる出来事を予測しながら用意しなくてはいけないんですよね。
例えば、
- 食べこぼしや飲みこぼしに備えた服、飛行機や電車の空調に対応できる服の用意
- 旅先の食事が合わなかった時のための食料
- 飲み慣れた飲料の用意
- 移動中にぐずり出したときのためのおもちゃの準備
赤ちゃんがいるとなかなか準備も進まないし、動き出した子どもがいると一度スーツケースに入れたものをご丁寧に全て取り出してくれたりします。
いちど深夜発の飛行機に乗るために夫は仕事終わりでそのまま空港へ、私は1歳の子どもを連れて空港へ向かったことがあるのですが、なかなか大変でした。
1歳の子どもの機嫌をとりながら荷物の最終チェックをしている間もどんどんせまりくる出発時間。
空港へ向かうバスへ乗ったら子どもが騒がないかと気が気じゃない。
楽しいはずの旅行ものしかかるプレッシャーでピリピリムードに包まれてしまいます。
このピリピリムード、出発日の4〜5日前から始まっちゃうんですよね。
解決するためには出発前に家族そろってできる「荷造り」の時間を予定に組み込むのがコツ。
ひとりでは大変な出発前の荷造りも、夫婦で協力すると一気にはかどりますよ。
出発予定時間に合わせて仕事のスケジュールを調整しがちですが、出発前の荷造りや子どもの支度を組み込んだスケジュール調整をすると子連れ旅行の楽しさがアップします。
子どもが小さいうちはぜひゆとりを持った出発スケジュールを考えてみてくださいね。
3.飛行機では動画に頼る
子連れ旅行で気がかりなのは飛行機や電車などの移動時間。
とくに3歳頃まではどうやって騒がないようにしようかと毎回気を使いました。
ですがこちらがいくら心配しようとも、そんなこと関係ないのが子ども。対話を試みたところで役には立ちません。
いくつものピンチを救ってくれたのは動画です。
動画の力はやはり絶大。
子どもが好きな動画をタブレットに入れておき、もう無理だ!となったら最終手段として動画を見せると落ち着くことも多かったです。
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4.食べ慣れた食料を持っていく
なんでも食べられる子なら問題ありませんが、見た目や味付けがいつもと違うとあまり食べない子が多いのもたしか。
わが家の子どもたちも海外では食がすすまないことがよくあります。
大人でも日本食が恋しくなったりしますもんね。
そんなわけで私が海外旅行に持っていく食料がこちら。
実際に食べることがなくても初めての行き先では保険として持っていきます。
パックごはんは毎度お世話になっている海外旅行に欠かせないアイテム。
フロントで聞くとレンジを使える場所を教えてくれますよ。
1歳の頃はふりかけをかけておにぎりにするとよく食べました。
一緒にラップも入れておきましょう。
お湯を注ぐだけのタイプも便利です。
わが子はお水ではなくお茶が飲みたいとぐずり出すので粉末タイプの麦茶も持っていきます。
これまではお茶パックを持参しお湯を沸かして麦茶をつくっていたのですが、粉末タイプはかなり便利。
ミネラルウォーターにさっと溶かすだけであっという間に麦茶ができちゃいます。
もっと早く知りたかった。
コンドミニアムに宿泊する場合はキッチンがついているので乾燥うどんを持っていきます。
だしの風味に大人もほっと一息。
食べ慣れた食事に子どもの元気も復活です。
5.服のコーディネートを考えておく
子どもは食べこぼしたり、遊びに夢中になって服を汚したり、とにかく必要な服の枚数が読めません。
予備の服を考えるとどんどんスーツケースに服を入れちゃうんですよね。
おすすめは旅行の日程に合わせてコーディネートを考えておくこと。
考えるのは少しめんどうですが、アレもいるかも、コレもいるかも、という無限ループを抜け出せます。
持って行ったけれど着なかった、という服を減らすのにも役立ちますよ。
パッキングのコツとして、お風呂のあとに着るパジャマや下着、オムツはセットにしてひとつの袋に入れていきます。
移動疲れが出る1日目も、お風呂セットをポンと出せば着替えがそろうのでほんの少しゆとりが生まれます。
6.洗濯できるホテルを選ぶ
先ほども服でしたが、子連れ旅行では持っていく服をどれくらい減らせるかが勝負。
可能ならば洗濯できるホテルを選ぶのが子連れ旅行を楽にするコツです。
長めの旅行なら必須条件といってもいいくらいですね。
短期旅行でも洗濯機は大歓迎です。
汚れたら洗えばいいと思えるのは精神的にもかなり楽。
帰国前に洗濯できると帰ってからの洗濯祭りがなくなってハッピーです。
コンドミニアムなら部屋に洗濯機や乾燥機がついていますし、コインランドリーのあるホテルでもいいですね。
ホテルのランドリーサービスは家族分となると値段も高くなるし、洗濯に出すタイミングも迷うし、ということで選択肢に入れていません。
洗濯できると服のコーディネートも考えやすくなりますよ。
コンドミニアムにおすすめの洗濯グッズはこちら。
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子連れ旅行を楽にするコツ まとめ
子連れ旅行を楽にする6つのコツをご紹介しました。
- 旅先の気候と旅のスタイルを考える
- 荷造りの時間を旅行の予定に組み込む
- 飛行機では動画に頼る
- 食べ慣れた食料を持っていく
- 服のコーディネートを考えておく
- 洗濯できるホテルを選ぶ
せっかくの家族旅行、行ったはいいけれど疲れただけ なんてことになると寂しいですよね。
予定ぎっしりのハードな旅行もいいですが、子どもが小さいうちは予定通りに進まないことがほとんど。
ゆとりのある予定を組むのが子連れ旅行を楽にするコツです。
行く前の準備から帰ってから普段の生活に戻るまでも旅行の思い出の一部。
「なんか楽しかったな〜」と思えたら最高!
ぜひ子連れ旅行を楽しんでくださいね。
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