ピクニック気分で現代アートを鑑賞できる六甲ミーツアートは、子供と一緒に楽しめるおすすめのイベントです。
子供と楽しむコツは、遊びをメインにして作品鑑賞は数を絞ること。多くの会場に作品が点在する六甲ミーツアートでは、1日ですべての会場を回りきることは難しいです。
そこで子連れにおすすめの会場と、おすすめの回り方をご紹介します。
コツを押さえて子供と一緒に楽しみましょう。
・六甲ミーツアート【2019】おトクなチケット情報と無料会場の場所|もっと楽しむコツを紹介
・2019年の作品と感想はこちら
六甲ミーツアートについて
六甲ミーツアートとは、六甲山を舞台に繰り広げられる現代アート展です。毎年9月から11月にかけて開催されています。
アートというと子連れにはハードルが高いイメージですが、六甲ミーツアートなら大丈夫。大自然の中に展示された作品をピクニック気分で楽しむことができるのでとってもおすすめです。
2019年開催概要
- 期間|2019年9月13日(金)〜11月24日(日)
- 会場日|会期中無休
- 会場時間|10:00〜17:00(施設により異なります)
展示会場一覧
・六甲ガーデンテラス
・自然体感展望台 六甲枝垂れ
・六甲山カンツリーハウス
・六甲高山植物園
・六甲オルゴールミュージアム
・六甲ケーブル (天覧台)
・風の教会(グランドホテル 六甲スカイヴィラ )
・六甲有馬ロープウェー(六甲山頂駅)
・記念碑台(六甲山ビジターセンター)
・TENRAN CAFE
子供と行きたい5つの理由
ぜひ子供と一緒に行きたい六甲ミーツアート!子供とのお出かけにおすすめする5つの理由をご紹介します。
1. 自然とアートを同時に楽しめる
六甲山の大自然を舞台に繰り広げられる六甲ミーツアートは、自然とアートを同時に楽しめるところが大きな魅力です。
歩きながら自然の中に展示された作品を見る様子はまるでピクニック。
展示場所を活かした作品が多くあるので、美術館とはまた違った楽しみ方ができますよ。
山の上に大きな作品があったり、池の中にどーんと作品がある様子は他ではなかなか見られません。
2. 子供も気兼ねなくアートを鑑賞できる
多くの作品が外に展示されている六甲ミーツアートでは、子供も気兼ねなくアートを鑑賞できるのが嬉しいところ。
しんと静まった美術館は子連れだとなかなか行きづらかったりします。その点屋外の広いスペースに展示されている作品ならば、子供も遊びながら作品を鑑賞できます。
もっとも子供が小さい場合はどこまでアートに興味があるかわかりませんので、子供に気を取られず大人がアートを楽しめると言った方がいいかもしれません。
3. 作品探しが楽しい
六甲ミーツアートの作品は会場の中に点在しています。周遊マップを頼りに作品を探すのですが、周遊マップではざっくりとした目安の場所しかわかりません。
そのため実際に歩きながら作品を探すことに。ふとした道端や草むらの中に作品が現れて、「あ!ここにあった!」と見つけるのも楽しみのひとつです。
作品ごとに用意されているスタンプを集めて、スタンプラリーのような楽しみ方もできます。
4. 景色も同時に楽しめる
作品だけでなく、神戸の景色を同時に楽しめるのも見逃せないポイントです。
作品の向こうに見下ろすのは神戸の街と海。夜になると綺麗な夜景を見ることができます。夕方から夜にかけて移りゆく空の色を眺めるのもいいですね。
広大な景色を眺めているとなんだか晴れやかな気分になれます。
5. 遊びながら1日過ごせる
六甲山にはレジャーシートを広げてお弁当を食べたり、ソリ遊びやトランポリンを楽しめるスペースなんかもあります。もちろんレストランも。
遊びながら、合間に作品を鑑賞。作品鑑賞だけだと飽きてしまう子供も、遊びを散りばめれば大丈夫。午前中から夕方まで1日過ごせます。
おすすめの会場
なかなか思うようにいかない子連れのお出かけ。多数の会場に作品が展示されている六甲ミーツアートでは、1日ですべての会場を回るのは難しいです。
無理して回ろうとすると子供も親も疲れてしまうので、行きたい会場をある程度限定するのがお互いに楽しむためのコツ。子供と行くならばここだけは見てほしい!というおすすめの会場を2つご紹介します。
六甲山カンツリーハウス
六甲山カンツリーハウスではレジャーシートを広げてお弁当を食べたり、広い芝生で遊ぶ合間に作品を鑑賞することができます。
ピクニック気分で作品を楽しめるのが良いところ。子供連れにはもってこいの会場です。実際子供が1歳の頃は、この会場だけで過ごしたこともあります。
子供連れに嬉しいポイントと会場の様子をご紹介しますね。
芝生の山が楽しい
芝生の山をかけ上がったり、転がったり、子供がめいっぱい遊ぶことができます。山を登りきったところには毎年特徴的な作品が展示されているので見逃せません。
ダンボールを使用した芝すべりは禁止されているのでご注意くださいね。
お弁当が食べられる
池の近くにある芝生広場では、レジャーシートやテントを広げてゆっくりピクニックを楽しむことができます。
お弁当を持参してもいいですし、芝生広場すぐ横のお店で軽食を購入することもできます。
フライドポテトやフランクフルト、ジンギスカンバーガー、焼きそば、カレーなどが販売されています。
お店の裏には授乳室とおむつ交換台があります。芝生広場のすぐ近くにはトイレもあるので安心です。
遊び場がある
六甲山カンツリーハウスにはソリ遊びやトランポリンなどを楽しめる場所があります。
遊具は全部で10種類。フリーパスもありますが、個別に購入することもできます。作品鑑賞にちょっと飽きてしまった時など、気分転換にもおすすめ。
チケットは券売機で購入しましょう。
池では鯉のエサやり体験(エサ代100円)ができます。おそろしい数の鯉が寄ってくるので、ご興味のある方はぜひ。上の写真の軽く2倍は寄ってきます。
駐車場は2箇所
車で行く場合の駐車場は主に2箇所あります。
1.中央入口駐車場
メインの入口にある駐車場です。レジャーシートやテントを広げるのに適した芝生広場までいちばん近いのがこの駐車場になります。
入場するとまずは長い階段を降ります。
横にはスロープもあるので、ベビーカーでもおりられますよ。
2.西入口駐車場
西入口駐車場は中央入口から少し下った場所にあります。
段差がないのでベビーカーでアクセス可能です。そり滑りなどの遊び場はこちらの駐車場が近いです。
自然体感展望台 六甲枝垂れ
次におすすめしたいのが自然体感展望台 六甲枝垂れです。
こちらの展望台を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。六甲山の有名スポットですね。
この会場の魅力は何よりも景色が良いところ。神戸の街と海を一望することができます。
子供連れだと夜までいることは少ないかもしれませんが、夜景もとっても綺麗です。
山上ならではの景色をぜひお楽しみください。
六甲枝垂れの建物内は、ぐるぐるとスロープを降りていくと幻想的な空間が待っています。
こちらにも毎年おもしろい作品が展示されているので一見の価値ありです。
六甲枝垂れの会場内はスロープになっています。
ベビーカーでも行けそうですが、道がガタガタしており坂道もわりと急なので、少し大変かもしれません。
会場はそれほど広くないので抱っこ紐の方が動きやすくておすすめです。20分もあれば見て回ることができます。
おすすめの回り方
子連れにおすすめの回り方をご紹介します。
六甲山に着いたらまずは六甲山カンツリーハウスを目指しましょう。ここで遊びつつ、作品も鑑賞します。
レジャーシートを広げてピクニック気分でお昼ご飯を食べるのも楽しいですよ。六甲山カンツリーハウスだけでもいろいろ楽しめます。ここで1日過ごすのもいいですね。
お昼ご飯が済んだら、子供の様子を見ながら次の会場へ移りましょう。
しっかり歩けるお子さんや、体力のあるお子さんは六甲高山植物園か六甲オルゴールミュージアムへ行ったあと六甲枝垂れへ。
六甲高山植物園と六甲オルゴールミュージアムは、自然の山道を歩きます。小さな子供連れの場合はこの2箇所は飛ばして六甲枝垂れへ行くのがおすすめです。
六甲山カンツリーハウスから六甲枝垂れまでは車やバスで移動するほか、ペアリフトに乗って行くこともできます。ペアリフトは子供を脇にかかえて乗車できますが、お子さんによっては怖がることもあるかもしれません。
六甲枝垂れを鑑賞したあとは、時間や体力に余裕があるようなら六甲山頂駅や六甲ガーデンテラスへ行きましょう。どちらもベビーカーを押しながら歩ける距離です。
子供と楽しむコツ
服装に注意
六甲ミーツアートを楽しむためにとくに注意したいのは服装です。気軽に行ける六甲山ですが、山の気候を甘くみてはいけません。
平地よりも気温はぐっと下がります。日が沈むとさらに気温が下がることに。寒くて子供のテンションが下がるともっと困ります。
目安として平地の服装にプラスして上着を一枚持参することをおすすめします。平地では半袖で過ごしていた9月でも、六甲山上ではパーカーを羽織ってちょうどよいくらいの日もありました。
10月に薄手のカーディガンしか持っておらず、寒くて早々に退散した経験も。。
子供は走り回って汗をかいたりするので調整できる服装がいいですね。
平地でコートを着ている時期なら、マフラーやストールを持っておくと調整できて便利です。
遊びをメインに
六甲ミーツアートを子供と楽しむコツは見たい会場を絞ること。1日で全ての会場を回るのは、子連れの場合けっこう大変です。
遊び7割、作品鑑賞3割ぐらいの心づもりで計画しておくと、あまり作品を見られなくてもがっかりしません。
当日にもし子供の気分が乗るようなら、作品鑑賞の割合を増やしていきましょう。
はじめは作品鑑賞よりも何よりも遊びたい!という様子だった我が子ですが、作品ごとにおいてあるスタンプ集めに夢中になり、思いの外たくさんの作品を見ることができました。
子供の様子を見ながら、無理せずアートを楽しんでくださいね。
まとめ
ピクニック気分でアートを鑑賞できる六甲ミーツアート。子供と一緒に行っても楽しめるイベントです。
子供と楽しむコツは見たい会場を絞ることと、防寒対策を忘れないこと。大自然の中で思い切りアートを楽しみましょう。
1〜2会場だけ行く場合は、鑑賞チケットではなく会場ごとに入場チケットを購入した方が安くなります。チケット情報はこちらの記事をご参照ください↓
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